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僕とサッカーの話

最近、相方がこんな商品を作りました。

実は熱心なフットボールファンであるINNの面々。主に海外リーグを中心に、シーズン中は寝不足覚悟でリアタイし、オフシーズンはHere we go !©︎から飛ばし記事に至るまで、メルカートの動向をチェックしている。23/24シーズンが開幕したこのタイミングに、どうにかフットボールフリークの皆さんと熱量をシェアできないかということで、楽しいオリジナルキータグをご用意しました。数あるリーグ、クラブの中からほんの一部ではありますが、2層のアクリルプレートに各クラブのファンの愛称を彫刻仕上げで施しました。あえて色分けはせず、ブラックベースにシンプルにまとめていますので、鍵やバッグにさりげなく忍ばせてください。

そう、僕もフットボールファンなのです。

時は遡り、2002年。

日韓ワールドカップで浮かれた日本、そしてサッカー小僧だった僕。

その頃、自分の才能の無さと、それでも上手くなりたいという希望がないまぜになり。

どちらかというと、少しネガティブな気持ちでサッカーと向き合っていた当時、出会ったのがヨーロッパのサッカーで。

少しでも上手くなりたいという願望から、一流のプレーを見なければと思ったのです。

今でも覚えているのは、ブラジルが優勝を決めた後に発売されたワールドサッカーダイジェスト(雑誌)。

大五郎カットのロナウドとリバウドがトロフィーを掲げてる表紙。

それを田舎の鹿児島から神奈川に帰る機内で、貪るように読んでいたのです。

3Rと呼ばれ、怪我からの復活を遂げたロナウド、今大会でブレイクを果たしたロナウジーニョ、王国の10番を背負いその期待に応えたリバウド。

その中の一人、リバウドに惹かれていた僕は、その号で移籍を知る事になります。

バルセロナからミランへ。

おかんに機内で相談します。

「ミランの試合が見たいからスカパーと契約してください」

母親の優しさと父親の経済力に支えられ、セリエAが見れる事になりました。

たまたま僕が見始めた年、振り返るとミランの黄金期と呼ばれる時代で。

監督は現レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ。

GK:ジーダ

DF:シミッチ、ネスタ、マルディーニ、カラーゼ

MF:ピルロ、セードルフ、ガットゥーゾ、ルイ・コスタ

FW:シェフチェンコ、インザーギ

ここまで書いて思った。

ほとんどの読者を置いていってる。

進めよう。

この年、チャンピオンズリーグを優勝したミランは復活を遂げ、黄金期を迎えます。

僕の目当てだったリバウドは残念ながら活躍は出来なかったけど、このチームが好きで、こんなにも熱中して何かを追いかけた事は後にも先にもありません。

セリエAではミランが好きだったんですが、プレミアリーグではリヴァプールが好きで。

当時、プレミアリーグはユナイテッドとアーセナルの2強時代。

ファーギーズ・フレッジリングス(アレックス・ファーガソンの雛鳥)とべンゲル率いるフレンチ・コネクションがリーグを席巻し、他のチームとは大きな壁がありました。

そんな中、リヴァプールを好きになったのは、オーウェンで。

オーウェンを何で好きになったのかと言うと、ウイニングイレブンで。

あと、2強を好きになるってどうなのよ。という性格もあり。

ただ当時の試合は劇的に面白くなく、ウリエ(監督)をクビにしろと中学生ながら思っていたら、数年後クビになりまして。

新しく就任したのはラファエル・ベニテス。

その年、リヴァプールはイスタンブールで奇跡を起こします。

チャンピオンズリーグ決勝、対戦相手はミラン。

僕は複雑な気持ちで見ていて。

どちらが勝っても、嬉しくて悲しい。

ただ、見せられた試合は心を揺さぶるものでした。

後世に語り継がれる試合をリアルタイムで見れたのは、僕の財産だと思います。

おい、こんなサッカー思い出話をいつまで続けるんだ。と、自分でも思ってます。

もう終わらせるから。

学生時代に見ていたサッカーも、忙しくなるにつれて見なくなり、過去の趣味になりそうでした。

それが、ここ数年、相方がサッカーにはまり、僕もダイジェストではあるけれど見るようになり。

すると、当時プレーヤーだった選手たちは監督やコーチとなり、なんなら息子がデビューしてたりと。

歴史を積み重ねていくスポーツはここが面白くて。

点ではなく、線で楽しめます。

だから、いつ見始めても遅くはなく、これから先も一生楽しめると思うと、こんなに良い趣味はないんじゃなかろうかと思ってます。

好きなチームを決めて、応援する。

それを表明する為のグッズを作ってくれました。

カフェとかコーヒーとか全く関係の無いグッズ。

でも、INNにとっては大切なグッズ。

僕の場合は、MILANISTAとKOP。

シーズンはまだ始まったばかりです、是非一緒に応援しましょう。

週末が待ち遠しくなりますよ。

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