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言葉の深さについて

おはようございます、なおつぐです。
昨日はとても風が強かったですね。

ちょっと外に出るだけでも身をすくめる感じになってしまい
肩が自然と力がはいっていつの間にかつかれちゃいますよね。

そういう時におススメなのが深呼吸です。
特に吸うときに新しいエネルギーが入ってくるかのように
はくときに体の老廃物が出ていくイメージを持つと心身がゆっくりと整っていきます。

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意外と人はせっかちで、おそらく5分も深い呼吸をしないうちにあれこれと別のことに意識をしてしまう生き物なんですよね。
せっかちな自分を認識し受け止め元の呼吸に集中を戻すことが大切なのだそう。深呼吸を習慣にしていきたいです。

さてさて、今日は言葉の深さについてお話しできればと思います。

ちょうど二か月ほど前、自分は友人に「なおつぐの言葉は単に重いだけで、深さがないの」って言われました。
その時の自分は「重い」と「深い」の違いが分からず当惑していて、
それからずっと頭の片隅に残り続けていたのですが今日そのヒントがようやくわかった気がしました。

結論から言うと、自分が考える言葉の深さとは「一言でその人との思い出がぎゅっとつまったもの」です。


恐らく夏目漱石が訳した「月がきれいだ」の中には「月を見るとあなたとの思い出がこうして鮮明に思い出されます」というのが含まれている感じがしたのです。

というのも星の王子さまを読み進めていくうちにこの一節と出会ったんです。

きみが星空を見あげると、そのどれかひとつにぼくが住んでるから、そのどれかひとつでぼくが笑ってるから、きみには星という星が、ぜんぶ笑ってるみたいになるっていうこと。きみには、笑う星々をあげるんだ!(133ページより)

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思い出を想起させるトリガーやシンボルのようなたった一言。言葉の深さの正体とは、思い出ではないでしょうか。
いつか、言ってくれた友人と答え合わせができたらいいですね。

言葉の本当の美しさは、その一過性にあると思うんですよね。
他の人から見たらきっとおかしいのかもしれないと思うものでも、その人と自分で培ってきた人間関係の上でのキャッチボールだから成り立つものがある。
よく、どんな言葉を発するか(What)だけが切り取られがちですが前提となるWhoとWhenがあるはずでそれはきっと第三者からは介入できない領域なのだと思います。
対話って、とっても貴重だなぁ

言葉は生き物だと思うんです。
その時、その人だからぴったりの言葉というものをプレゼントしていきたいな。些細な気持ちにもきちんと気づけるリーダーになりたい。

今日も素敵な一日になりますように

なおつぐ

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