女もすなる美容といふものを男もしてみむとてするべき件
水曜日はオヤジのファッションに関する考察を。
『化粧男子』という言葉が広まっています。
私の年代だと、『男の化粧なんて…』とネガティブには至らぬまでも、『興味なし』という方が多いかと思います。
『化粧』には『メイク』と『スキンケア』の2種類があると考えています。
『メイク』について言うと、ヘアスタイルやヒゲ・鼻毛や眉を整えたり、体毛をコントロールしたりという『見た目の体裁を整える』レベルのものと、ファンデーションやアイシャドウ・ヘアカラーといったコスメを使って『見た目を引き上げる』レベルのものとがあるでしょう。
私としては、50代以上の男性であっても、『見た目の体裁を整える』レベルのメイクと、『スキンケア』は必要だろうと思っています。
『男たるもの、中身・実力で勝負!』というお考えの御仁もいらっしゃることでしょう。
ただ優れた人間性をお持ちの方であっても、髪に清潔感がなかったり、鼻毛や耳毛に無頓着であったりすると、何某かの信用を失うこともあると思うのです。
そういう意味で、鏡に向かう時間を少しだけ確保して、髪型、耳毛・鼻毛、爪、そしてできれば眉が不揃いに伸びていないか等をご自身でチェックされることをお薦めします。
眉に関しては、かつての村山富市首相のような立派な眉を『貫禄!』と見る方もいらっしゃるかと思いますが、ご本人の満足感ほどは世間からは好感されていないといわれています。
伸ばすなら、村山氏のレベルまでとことんやることですね。
いずれにせよ、勝手に伸びてくるもの、生えてくるものは、定期的なメンテナンスで清潔感を維持することが必要だと申し上げます。
そして問題は、『スキンケア』です。
既に取り組んでいらっしゃる中高年男性も多いかと思いますが、ドラッグストアを覗くと『メンズスキンケア』のコーナーの充実ぶりには驚くべきものがありますね。
そこで『スキンケア』を始めてみたい男性にとっての最初の関門が、『何を買って、どう使えば?』ということだろうと思います。
私自身も化粧品について特に詳しいわけではありませんが、例えば女性の場合、
① 化粧水
② 美容液
③ 乳液
④ クリーム
といった複数のアイテムを、順番も意識しながら何十年も使い分けています。
では男性は?ということですが、
最低でも①の化粧水を、そしてできればその後に③乳液も使いたいな、とう感じです。
多くの中高年男性が誤解していますが、男性は皮脂が多く脂っぽいので『乾燥肌』とは無縁と考えがち。ただ、皮脂が抜けた風呂上がりには女性以上の乾燥リスクがあるのです。
そこにすかさず『化粧水』をたたき込み、『保湿』ならぬ『補湿』します。
そして、『乳液』でパッキングしてその水分を封じ込めるのです。
細かく書くとキリがないのですが、基本はこれだけです。
シミや肝斑が気になる方は、上記の基本的なケアができた上で『美白対策』にステップアップしていきましょう!
詳しくは、奥様やパートナー、ドラッグストアのスタッフ、或いはネットでお勉強を!
※トップ画像は、mybest 2022/9/7より借用
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