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【UXデザインの現場から#4】アイデアの可能性を素早く可視化する

「こんなのはどうだろう?」「これはとても可能性があるんじゃないか?」と思いついたアイデアや想いを形にするとき、情報整理も兼ねて必ず行っていることがあります。とても狭い規模(友人・知人・同僚まで)で実施できる方法です。

曖昧な状態でも誰かに話す

まず、近くにいた「誰か」にアイデアを話して反応を見ます。そして自分が思い描いている世界と、相手が思い描いた世界との乖離を探ります。2,3人程度にアイデアを伝えることで、簡易な評価と自分の頭の中のアイデアの整理を行います。

わからないまま進めない

何を作りたいかは絶対に明確にします。何となく進めてしまうと、何をもって評価すべきかがわからなくなり混乱を招きます。それは発信側、受信側双方にとってとても不利益なことです。

ストーリーをつくる

実際にアイデアを自分の外に出す場合の仮説ストーリーを作成します。テキストエディタや手書きでアウトラインを書き綴ります。「こんな人にこんな形でこんなテキストで伝えたらどうだろう」という内容です。この作業も、頭の中のアイデアを整理するのにとても有効な方法です。

Google Formを利用する

具体的に問いたいことがあれば、Google Formで簡単にアンケートを作り、数名に送信して回答してもらいます。アイデアにまつわるキーワードを生成・確認するためのツールとして役立ちます。

ビジュアルから入る

仮ビジュアルを採用することで、アイデアイメージが拡張される場合があります。ただし、採用することに積極的になりすぎると本来の目的を見失う場合があるので注意が必要です。

まとめ

アイデアは柔らかいうちにアウトプットするのが最善です。柔らかいうちに外から沢山の刺激を与えることで、視野が広いアイデアへと成長できます。さらに自分の頭の中を整理することもできて、アイデアの方向性を確認したり自信がもてたりします。ぜひ試してみてください。

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Toshiyuki Katsube
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