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あなたが手に取った本が役に立たつかどうかなんて、誰にもわからない


一見、
現実社会では何の役にも立たないと思えても、
それが極めて役立つことがあるところが、 
教養としての読書 のおもしろさです。  
役に立つ、
役に立たないなんて当人ですらわからない。
それが読書の凄味です。

(齋藤 孝『大人のための読書の全技術 (中経の文庫)』より引用)

リラックスや気分転換のために
手に取った本に
あなたの心の支えになる言葉が載っていた
そんな経験はありませんか?


また、
ちょっと視野を広げるために読んだ
いつも読まないジャンルの本に
あなたの本業で使えることが書いてあった
など・・・・・

役に立たない、と思った本でも、
役に立つことがあります。


一方、逆も然り。
〇〇について知りたい!
と思い購入した本が、
想像以上に内容が薄かったり、
知りたい内容が書いていなかったり。

そんなことも、
何冊か本を読んだことがあるあなたなら
よくあるはず。


ただ、読書のすごいところは、
役に立つ、役に立たないは
本人ですらわからない。
ということなんです。




本は1冊を読み込む派だから、何冊も読まない!と言い張っている人

あなたの周りにもそんな人、
いませんか?

私は、ときどき会話の中で
『おもしろかった本があれば教えて欲しい』
と言って、おすすめ本を教えてもらいます。

その時も、
同じようにおすすめの本を聞きました。

すると返ってきた言葉が、
『本は1冊をバイブルとして読むもの。
何冊も読んでも意味がない。
という言葉でした。

・・・

どう思いましたか?
確かに!と思う節もあります。

1冊をバイブルとして読む、
ということは大いに賛成です。


ある1冊のある一言が
自分の軸になることも、
もちろんありますから。

余談ですが、
俳優の武田鉄矢さんは坂本龍馬が大好きで、
学生時代から本を読み漁っていたそうです。

その熱量は、
「自分の中心に龍馬がいる」と
おっしゃるくらいだとか。

これは、1冊の本が人生のバイブルになる
ということの素晴らしい例だと思います。


しかし、
人生のバイブル本を持つことと、
他の本を読まないことは、
完全に別問題です。

私に、
『本は1冊をバイブルとして読むもの。
何冊も読んでも意味がない。
という言葉をかけてくれた方は、


残念ながらどの人に対しても
ご自分の意見を押し付けるタイプの方で、
あまり良い噂話は聞きません。

もっと視野を広げて本を読んでいれば、
もっと色々な人の意見に耳を傾けることが
できたのでは、と思います。



役に立つ、立たないで読書をしてはいけない

福澤諭吉も『学問のすゝめ』で
目的なしの勉強というのが大事だ
と言っているように、

今の自分に役に立ちそうか、
そうでないかだけで、
読む本を絞ってしまうのは勿体無いです。

自分で制限をつけてしまわずに、
幅広くたくさんの本を読みましょう^^


幅広く読むために、
速読や精読、アウトプット方法などの
活用ができるとより効率良く
読んだ本を自分の血肉にすることができます。

そんな時に、本の読み方の攻略本
としておすすめなのが、こちらの一冊。

『声に出して読みたい日本語』で260万部の
ベストセラーを記録された、齋藤孝さんの
『大人のための読書の全技術』です。


読書の素晴らしさや活用法、
そして、速読、精読、アウトプットの方法、
読むべきベスト50の本が紹介されています。

この1冊があれば、
読書を徹底的に楽しむことができますし、
読んだ本を自分のスキルに変えることのできる
読書術が身に付きます。


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タダでためになる本、
読んじゃってください^^

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