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自分のことをわかっているからこそ、『心を整えている』。

元日本代表選手で、
現在ブンデスリーガで現役活躍している
長谷部誠選手が27歳の頃に
書いた本、『心を整える』。

読む前の私は、偏見だらけで
どうせ浅い内容だろう・・
と思っていました。

しかし、読んだ後の印象は
違いました。

確かに内容はそこまで深く無いです。
奥深くて、思考を重ねながら
読みたい場合はお勧めできません。


んが! 若干27歳で、
ここまで考えて日々生きていたんだ、
さすがプロスポーツ選手・・・
と思えるような内容でした。

自分自身のチューニング方法を
理解しているからこそ
心を整えることを大切にしている
長谷部選手。

だからこそ、
今でも世界で活躍することのできる
素晴らしいサッカー選手なのだと
感じました。


心に響いた内容を
いくつか引用したいと思います^^



\本はこちら/




心に響いたことば

僕がなぜこのように
「心を整える」ことを
重視しているのかというと、

僕自身、自分が未熟で
弱人間だと認識しているからです。
長谷部誠『心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣』より引用

これまでスポーツ選手と
話す機会が何度もありましたが、

結果を残している選手ほど、
自分をチューニングすること
に重点を置かれている傾向が
強いと思いました。

人それぞれ調整方法は違いますが、
『どうすれば自分を
ベストな状態にできるか』
を知っている人こそ、
本当のプロなのだと思います。



自分と向き合う方法は、
主に2つある。

ひとつは孤独な時間を作り、
ひとりでじっくりと考えを
深めていくこと。

僕にとっては読書も、
ひとり温泉も、ここに含まれる。

そしてもう一つは、
尊敬できる人や仲間に会い、
話をすることで、
自分の立ち位置を
客観的に見ることだ。

僕はヨーロッパでプレーする
日本人選手たちに会うたびに、
自分がこれからどんな道を
進むべきかのヒントをもらっている。
長谷部誠『心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣』より引用

周りにいる人や、
読書からも貪欲にインプット
しようとする姿勢が素晴らしいですね。

読書をされていることも
本書内で述べられていましたが、

読書は心を落ち着かせることにも
効果を発揮していたようです。

気になった文章を記録する
読書ノートも作られていたようです。




’93年の開幕以来、Jリーグが
発展を続けてくれたおかげで
日本のサッカー選手は
自国にいながらにして
ある程度の給料を手にし、

多くのサポーターの方々の前で
プレーできるようになった。

それはそれで
とても素晴らしいことなのだが、
逆に国内リーグが成熟したことで

強いハングリー精神を持つことが
難しい環境になった
という側面もある。

日本にいたまま、
その枠を超えた発想を持つのは
容易ではない。

だが、
少ないチャンスでも
何かしらの形で
異文化に触れられることがある。

そこで何を感じるか、
何を感じられるかが大事。

自分の常識と違うものに
出会った時に、
人は違和感を覚えて、
拒否反応を起こしやすいものだ。

だけど、
そこで目を背けてしまったら、
発想を広げるチャンスをみすみす
自分で潰すことになる。

長谷部誠『心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣』より引用

今の日本社会でも
同様のことが起きていると思いました。

日本で最低限以上の生活ができると、
そこに満足してしまい
自分で成長を止めてしまうことが
多々あると思います。

人間は本能的にも
自分の安全圏からは
出たくない生き物ですので、
余計にそうなりますよね。

ただ、インターネットで
つながることのできる時代、

日本にいながらも
刺激を受けようと思えば
受けることはできます。

そんなチャンスを掴み、
自分で成長できるような
人間になりたいですね・・!



選手を知ることは、オリンピックをより楽しむことにもつながる!

少し話が飛躍しますが、
選手を知ることは、
スポーツ観戦を楽しむことに
繋がります。

例えば、
長谷部選手の本を読めば、
長谷部選手に親近感が湧き、
サッカー観戦も楽しくなりますよね。

5年ぶりのオリンピックの今こそ、
選手の背景を調べて、
スポーツ観戦を楽しみましょう!

オリンピックの初日でも、
柔道、渡名喜選手、高藤選手の
メダル獲得や、

ソフトボールの日本快勝、
女子サッカー、水泳etc....
たくさんのドラマがありました。

せっかくのスポーツの祭典、
是非とも楽しみましょう!!




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