見出し画像

そうそう、『がんばる』ってこれだ

小川糸さんの『たそがれビール』。

読み始めてすぐに出てきた文に
感銘を受けました。

無理をしない、というのは、
自然の、あるがままの心の欲求を
大切にするということ。
例えば、
作りたくない時に無理に料理をしない、
とか、そういうこと。

でも、怠惰でいいとか、わがままでいい、
ということとはちょっと違う。

無理をしないことも大事だけれど、
それと努力をしないことは、
同じではない。
どうしたって頑張らなくちゃいけない時は、
絶対にある。
地面にしっかり足をつけて、
ぐっと踏ん張る。


小川糸 『たそがれビール』 より引用

そうそう、これこれ。
これを言葉にしてみたかったんだ。
と直感で感じました。

努力しないことと無理をしないことは、
一見同じ意味に感じられます。
しかし、同じ意味ではありません。

それを、すごく綺麗に、
でも優しい言葉で書かれていました。

恥ずかしながら、小川糸さんの作品は
今回が初めてでした。


この一文を読んだだけで、
他の作品も読んでみたい、
と強く思えました。


話が少しそれてしまいましたが、
無理をしないこと
私も大切だと感じています。

なぜなら、
無理をしないことが
継続し結果を出すコツ
だから。

しかし、
努力をしないことは、
無理をしないこととは異なります。

自分の書いた文章を通じて、
収入の柱を育てたいと思い
書くことを始めました。

本の少しずつですが、
お小遣い程度の収入が見えてきました。

ここまでくるのに、
無理はしていませんが、
努力を怠っているわけではありません。

マーケティングを勉強していますが、
仕事で活用するのは初めてですし、
ライティングを行うのも初めてです。

そのため、努力をしないと
話になりません。
スタートラインにも立てません。

でも、むちゃくちゃに
無理をしているわけでもありません。

最初は1日中PCと睨めっこして・・・
なんて日もありました。

しかし、
なんのためにやっているのか?
と考えたところ、
その当時のやり方は正しくないと感じました。


ですので、
努力は必要です。
絶対、努力は必要です。

が、自分が続けられる程度の、
つまり無理をしない程度の、
努力の継続が大切です。




\本日の一冊/

小川糸『たそがれビール』


とあるSNSで読書家の方が
紹介されていた1冊。

ビール党の私。
(授乳中だけどビールが飲みたい一心で、
ノンアルコールを飲む程度ですが)

またもジャケ買いしてしまいました。
出版社のマーケティングの
よいカモですよね。。

しかし!
今回もジャケ買いは大成功。
ビールのことだけでなく、

学生時代からずっと行きたいドイツのことや、
音楽のことにも触れられていました。

ベルリンでの夏は、
夜9時頃になると涼しくなり、
みんなお庭でビールを飲のか・・・

とか、
ベルリンの人々は
自分たちが心地よくなる方法を知っていて、
それを自然に実践している・・・

また、
ベルリンには、ヤングユーロクラシックという
2週間ほどの音楽の祭典があるのか・・!


などなど、
ますますドイツに行きたくなるような
ドイツの風景を妄想してしまうような
エッセイでした。


一度読みましたが、
これは何度読んでも面白そうです。


1ヶ月後くらいに、
またゆっくり読みたいです^^

この記事が参加している募集

サポート不要です!応援したい方がいればぜひその方を応援してください!「応援」という貢献があなたをポジティブにします