見出し画像

『しない』を伝えることが、大人の対応

しないことリストや、
やりたくないことをやらないこと、
断捨離
などは近年の流行りもあり
よく耳にします。

今回読んだ、
群ようこさんの『しない。』も、
群さんご自身がしないように
心掛けられていることが書かれていました。

通販や、クレジットカードを持つこと、
SNSや、携帯、後回しにすることなど。

最近流行りの『持たない暮らし』を
する人なら1つくらいは
『しない』ようにしてるのではと思います。

その中で1つだけ、
特に心に響いたものがありました。

頑張って社会人として生きるあなたへ、
特に届けたい言葉です。


自分はできないのに、
はいはいと引き受けていると、
いずれは自滅するのは目に見えている。

失礼がないように断る方法は、
人それぞれ違うだろう。

それを考えていかないと、
いつまで経っても
他人のペースに巻き込まれ続けて、
自分の時間も取られ、
その結果疲弊するばかりだ。


〜中略〜

他人からいわれて
そのとおりに動いていれば、
何も考えなくて済む。

それで平気な人ならいいけど、
そうではないのだから、
自分の頭で考えなくてはいけない。


群ようこ 『しない。』より引用


たくさんたくさん仕事をこなして、
仕事を抱えたもの勝ち。

仕事ができる人がナンバーワンで、
そうでない人はダメ。

そんなふうに考えてしまいがちな
あなたに送りたい一言です。


自分ができることと出来ないこと、
できる量、出来る時間。

人によって違うのですが、
どうしても、
たくさん仕事ができる=理想
のように考えてしまい
自分のキャパを遥かに超えてしまう。

もちろん、少しずつキャパを広げることは
成長のために必要です。

しかし、人から言われたとおりに
どんどんどんどんと
自分のやるべきことを増やし続けると、

時間が足りなくなり、
出来ないことが増えていきます。

そして、
洪水のように『出来ない』が溢れ、
決壊してしまいます。

そうなってしまう前に、
あなたの『しない』を伝えてみましょう。

それが、大人の対応で、
信用にも、成長にも、
自己肯定感にも繋がります。


同調圧力が強い日本で
『しない』を伝えることは、
勇気がいることです。


しかし、
『しない』を伝えることが
あなたのためになるのです。



頑張ることは素晴らしいことですが、
キャパを遥かに超えそうな場合は、
しない』を伝えてみるのも
良いかもしれませんね^ ^



\書籍はこちら/

この記事が参加している募集

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?