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【第3回】SaaS未経験のアラフォーオッサンが1年でMGRになり、新しい領域を任される様になるまで。

こんにちは。株式会社ギブリーのConversation Tech事業部でマネージャーをしております濵田と申します。

第1回第2回に引き続き、入社2年の振り返りをしていきたいと思います。
よろしくお願いいたします。

<目次>
① 新卒入社と緊急事態宣言
② オンラインセミナー登壇
③ 組織が次のフェーズへ



新卒入社と緊急事態宣言
20年4月に10名の新卒が事業部に入社し。
ほぼ全員インターンの時から勤怠管理をしていたので、
そのまま自分が研修を受け持つ事となりました。


が、当然研修なんてやった事はなかったし、
計画も立てた事はありませんでした。

更に追い討ちをかける様にコロナによる
緊急事態宣言の発令。

既存メンバー + 新卒
で合計15名ほどの教育・数値管理をする事となりました。
しかもオンライン完結で。

悩む時間もなく突貫工事で計画を作り
・新卒は数週間の研修後、2チームに分けて既存メンバーが現場教育
・既存メンバーは1日3回の徹底したMTGで成果を常にウォッチ
これでなんとか駆け抜けました。

緊急事態宣言下の20年4月〜5月はギリギリの成果でしたが、
この2ヶ月間は今振り返るとただガムシャラにやり、
メンバーには多大な迷惑をかけていたと思います。

この場を使って謝罪をしたいです、
本当に申し訳ないです。
(既存メンバーは見てるのか?w)


この期間はインサイドセールスとしては架電しにくい環境で
ジリジリと広まる緊急事態宣言が加わり

未曾有の事態の中で
新卒の教育と既存のパフォーマンス維持で
悩みや弱音を吐く暇すらなかった状況でした

今、思うとそれが評価となっていたのかもしれません。

これが一つの大きな山場となり、
晴れてインサイドセールス統括MGRとなりました。


②オンラインセミナー登壇
弊社は緊急事態宣言中に新しいサービスをローンチしており
事業部長がすぐにオンラインセミナーを開催していました。
(冷静に考えて攻め過ぎですねw)

しかし干渉領域が広いため、別のメンバーが引き継ぐ事となり
速攻で自分が手をあげました。


・・・
・・・・
・・・・・
通常のセミナー登壇もした経験なし。全く根拠がないわけで

まだオンラインセミナーも黎明期であり、
手法も確立されていなく、
検索しても何も有益な情報がなかったのをよく覚えています。

ただ弊社事業部長は過去に数百回と通常セミナーに登壇しており、
個人的はプロだと思っていたので。
その前例ウェビナーを徹底的に真似ました。

ウェビナー登壇1週間前の空いている時間は、
全てウェビナー動画を見ていました。
風呂に入っていても見ていました(変態か!?)

当然慣れていないので、
台詞・リアクションまで完コピしました。

もちろん2~3回はリハーサルで事業部長とマーケ担当に
ボコボコにされつつ、何とか初回を乗り切りました。

その後、10回程は同ウェビナーに登壇させてもらい、
現在も週一程度でオンラインセミナーを受け持っています。
(相変わらず噛み噛みですけど、そこはご了承ください)


セミナーをやる事でSaaSに対しての視点・視野・視座が変わりました。
客観的に見れる様になったのと、インサイドセールス以外の情報収集する癖がつきました。

個人的にはインサイドセールスの人はどんどんセミナーに登壇して
マーケティングの見方を広げていくべきだと思います。



組織が次のフェーズへ
20年の秋頃になると元々は15名程だった組織は新卒・中途が入り約2倍に、
エンジニアを含めるとそれ以上でした。

既に21年度のインターンも出社しており
事業部が50名になるのもすぐそこです。


プロダクトも入社当初は一つでしたが
・SYNALIO
・LIBERO(旧SYNALIO for Line)
・Virtual Store
と3種類のバランスが取れた形になってきました。

並行してビズサイドの在り方も変えていく必要が出てきており
丸一日を使ったビズサイドの合宿で【代理店対応】
も課題に上がっていました

前々から対応する必要はあったのですが、
リソースの問題で専任が置けませんでした

そこで事業部長が
『ハマ、やってみれば?』

「はい」
会話は1秒で終わりましたw

オンラインセミナーの時と同じで
もちろんアライアンスの経験もありません

元々業界未経験で入社した身
躊躇はなく【やってみれば分かる精神】ですぐに回答しました


すぐに次月からの着任となり
インサイドセールスを離れる事となりました

約1年間は数値・教育と統括をしており
愛着もあった組織です

ISから離れるにあたり心に決めた事が2つありました

1)離れたらISの数字の事は一切口出ししない
それが次にまとめる者への信頼の証であり
チームメンバーへの期待の表れです

自分が離れてもしっかりと成果を出すメンバーは
嬉しくもあり、自分への自信にもなりました


2)一から出直す意味で降格する
アライアンスはたった一人の組織なので、
そんなMGRなど存在しないと思い

すぐに降格してくれと上席に伝えると

『そんなの無理、MGRだから任せた仕事だ』
と一蹴されました

まだまだMGRとしても責務や責任を甘く考えていたのかもしれません。
会社の数字に責任を持つ者として、ひよっこMGRですね。


アライアンスの話に戻ります・・・

オンラインセミナーの時と大きく違うのは
全事業部を見ても社内に誰も前例がいない事です

怖い事ではありますが、非常に楽しみであり
大きく成長が出来る事だと確信が持てます

この様な機会を与えてもらえた会社・事業部には感謝しかありません。


第3回まとめ
・未曾有の危機の様な時こそ大きなチャンス

・経験した事のないことは躊躇は厳禁で手を上げる

・信頼を得られば、芋づる式でチャレンジ出来る


次回、第4回で最後となります。
使えた知識・姿勢をまとめる予定です、
よろしくお願いいたします。

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