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【第2回】SaaS未経験のアラフォーオッサンが1年でMGRになり、新しい領域を任される様になるまで。

こんにちは。株式会社ギブリーのConversation Tech事業部でマネージャーをしております濵田と申します。

第1回に引き続き、入社2年の振り返りをしていきたいと思います。
よろしくお願いいたします。

<目次>
① 初受注まで
② 会社に必要とされている事
③ 自分の立ち位置の確立


初受注まで
入社後は架電とたまに商談に出るという期間が2~3ヶ月程続きました。
されども受注には絡めず、本当に苦しい時期でした。

別事業部の新卒が受注に絡んでいく中、焦りは募り。
まだ事業部が約15名程の中、教育体制はなかったので、
走りながら学んでいくしかありませんでした。

今振り返りると、まだその時は
・イノベーター層にあたる
・マーケ担当の領域
が分からず

さらに
・セールスフォースの使い方
が分からなかったのが受注出来ない大きい原因だったと思います。


入社して4ヶ月目の19年6月に展示会があり
ようやくそこで【対面の商談】で良いアポイントを取り
自アポでの受注や、さらに自商談での受注と良い流れが出来てきました。
(オフラインが最初のきっかけでした笑)

また秋には自信のアポイントで
フィールドセールスのエースに大型案件を決めてもらい
ようやく溜飲が下がりました。


別プロダクトや別サービスでの
営業の実績が多くの残していたとしても、
SaaSの営業経験がある人は少ないと思います。

マーケティング ~ セールス ~ カスタマーサクセス
まで縦割りのザモデルの組織図で、
さらにこれから市場拡大を狙っていくプロダクトであれば
売り方が確立されていないのは当然で。
数か月は焦らずに学びの時期として構えておくべきです。


会社に必要とされている事
入社して半年以上経ち、少しづつ慣れてきて分かってきた事は
若いメンバーが多いので
・社内の根回し
・会社の上申の仕組み
・会食のマナー
・他業種の会社の常識
を知っている人が非常に少なく

表立って学ぶビジネスマナー以外の経験が組織には必要で、
別業界で養った事が活きてきました。

特にSaaS業界は凄い速さで進み、変化していくので
他業種の事を学べる機会が少なく。

さらにはSaaS界隈のネットワークは強いが、
それが以外のコミュニティは際立って少ない特徴があります。

(個人的にはバーティカルSaaSに同業界の人の
転職がどんどん進んで欲しいなと思います)


当時のメンバーは社内の根回しや会食の仕方など、
口うるさく言われて、どう思っていたか不明ですがw

実務スキル以外の定性的ではありますが、
社会人として大事な事を説いていました。



自分の立ち位置の確立
19年秋~冬になると、インサイドセールスのメンバーは
社員とインターンを合わせて10名以上の組織となっていました。

当然【数字】と【モチベーション】を見る人が必要となり、
自然と自分がその責務を負うようになりました。

大きな理由としては
【数字へのハングリー】さです。


少し第1回の話に戻ります。
自分の新卒で入った会社はブラック企業でしたが、
極限までとことん数字にハングリーな人達ばかりがいました。

卒業して10年以上経ち、起業している方も多く、
役員まで上り詰めている方、上場までしている経営者もいます。

ビジネスの世界で生き残るという意味では
【数字に対して責任を持つ】
これが自分の中では確固たるエビデンスでした。


なので内容は荒削りでしたが、
細かいデイリーの数字把握はもちろん。
各位のモチベーションも逐一報告していました。

メンバーの中にはストレスが多かった人もいたことでしょう。

ただ爆速で進むSaaS業界にはキレイ事だけでは
乗り越えられないことがあるのも事実です。

10年後にこれが正だったと思えれば本望です。


この様な流れで自身の立ち位置を確立させつつ
事業部のリーダーMTGに呼ばれる様になっていきました。


第2回まとめ
・成果が出るまでは現場に入りながら学び、焦らずに待つべし

・メンバーが若い組織でき有れば
 他業種や他文化の知識も活かせる場所がある。

・営業の数字に対する厳しい姿勢はどこでも使えるスキル。

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