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今日の1冊 Vol④

本日の1冊はこちらです。
先日拝聴したvoicy(ボイシー)のコメント欄に
この本の紹介がされていて思わずポチりました。

冒頭のクイズです。

【問い】
①あるお父さんが、助手席に自分の息子を乗せて車を運転していた。
②その車が事故にあい、2人は救急車で近くの病院に運ばれた。
③その病院の医師が、運ばれてきた息子のほうを見て、「彼はわたしの息子だ。」と言った。
④さて、医師まで、男の子のことを「息子」と言ったのはなぜだろうか?

「シン・スタンダード」
谷口たかひさ 
サンマーク出版より

じつは、わたしはこのクイズの答えが
見つかりませんでした。

つまり、筆者が言うところの

『思い込み』に囚われた
    「古い」日本人

だと言えます。

ちなみに、先ほどのクイズの答えは
この医師が
この男の子の「母親」
だったからです。

思わず苦笑いをしました。

先日の永田町での憲法審査会の会場に
ほとんど女性議員がいなかったことを

自ら記事にしておきながら

この有様です……。

いかに無意識に思考の中に
凝り固まった「概念」が
刷り込まれているか……。

自分を過信してはいけないと
社会通念
自分では気づかないフィルター

掛けているつもりのない色眼鏡
惑わされていないか

しっかりと物事が
見えているのか聴こえているのか

これからも今以上に意識していきたい
この本を読んでそう感じました。

作者「谷口たかひさ」さん
家を持たずリュック一つで

自由に行きたいところに移動しながら
世界をその眼で確かめ

環境や差別、食品など
様々なジャンルでの問題提起をされながら

こうした発信を続け地球環境を守る
取組をされていらっしゃる
とのこと


これからの世代を生きていく
若者や子どもたち

もちろん、古い世代の我々も

これからの世の中を
生き抜いていくためには
情報に踊らされず

『主体性』をもって
自分の頭で考えていく

必要があることや

日本人の
良く言えば協調性の高さ
悪く言えば同調圧力に負けず

考えたことや気付いたことを
声に出していく、発信していく

また何より

『行動していく』


ことの
重要性を再認識させられました。

古過ぎる学校教育や
親も子も苦しい現代の子育て

今後も続いていくようだと

子どもたちが
「主体性」をもって
大人になるのは
かなり厳しい

と言わざるを得ません。

高校を含めた学校教育
あるいはその先の大学教育
果ては
大学院での研究といったところまで

教育を広い視野で考えていく
必要があるとわたしは感じました。

まずは、公教育の変革
大きな一歩が踏み出せるよう
今、できることを頑張っていきます。

今日も拙いわたしの考えに
最後までお付き合いいただき
本当にありがとうございました💗💗

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