谷口賢志|Taniguchi Masashi

役者/仮面ライダーアマゾンズ|鷹山仁・アマゾンアルファ/仮面ライダーセイバー|バハト・…

谷口賢志|Taniguchi Masashi

役者/仮面ライダーアマゾンズ|鷹山仁・アマゾンアルファ/仮面ライダーセイバー|バハト・仮面ライダーファルシオン/どうしても触れたくない|外川陽介/文豪ストレイドッグス|織田作之助/ジョーカー・ゲーム|結城中佐/救急戦隊ゴーゴーファイブ|巽流水・ゴーブルーなど。

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『仮面ライダーセイバー』最終回バハトとファルシオンで背負った魂は誰が為|谷口賢志

奇跡の様な幸福な時間を過ごした。 数年前、『仮面ライダーアマゾンズ』で、変身ベルト(アマゾンズドライバー)を初めて手にしたときのこと、初めて腰に装着して変身(アマゾン)したときのこと、そしてみんなと戦い続けた日々のこと(心臓食べたこと)、一日も忘れたことはない。 「本当の仮面ライダーを取り戻す!」と、プロデューサーが銘打った作品。おかげで撮影中、プレッシャーはもちろんだけど、「仮面ライダーとはなんぞや?」という難題をずっと考えながら生きていた。 そして、僕が鷹山仁と共に

    • 【人生を彩る——TM34ができるまで——】(3)

      離岸流にさらわれた経験はあるだろうか。 いつの間にか沖に流されていて、岸が遠くに見える恐怖。 今、正にそんな心境だ。 意図せずTM34という岸がかなり遠くに見える。 『TM34』は、親友と2人ではじめた。 そのTM34の片割れから、「今回のオールインワンジェルの開発経緯や流れを記すべき」と助言され、この『TM34ができるまで』を書き始めた。 後日談だが、彼からすれば商品が生まれたときからで良かったらしい。 変なところで真面目な性格が仇となり、「はじまりは?」「き

      • 『チェンソーマン』ザ・ステージに岸辺役で出演します|谷口賢志note

        『チェンソーマン』に出会ったとき、一瞬で心を掴まれました。同時に、岸辺を演じたいと心から思いました。 岸辺役を演じます。谷口賢志です。こうして伝えられることが幸せで光栄です。 心からの尊敬と愛情で向き合い、純粋でアナーキーでパンキッシュな力を舞台上で爆発させたい。「お前達100点だ」と言っていただける作品にしたい。全身全霊で挑みます。 未だかつて観たことのない景色に出会えることを、自分自身とても楽しみにしています。 『チェンソーマン』ザ・ステージ 楽しみにお待ちいた

        • 【人生を彩る——TM34ができるまで——】(2)

          ある日、「コロナ禍」と呼ばれる時代が突然始まった。 そして、いくつも絶望を感じた。 大小はあれど、世界中の誰もが、何かしらの苦しみを感じただろう。そしていまも、続いている問題があるのだろう。 自分が最初に感じた絶望は、「産めない」ことだった。 作品や役は「子供」に、皆様に届けることは「出産」に例えられることがある。 稽古していたのに、ヴィジュアル撮影は済んでいたのに、場当たりしていたのに、情報解禁できる日を楽しみにしていたのに——色々な子供たちを産めなかった。 「

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          【人生を彩る——TM34ができるまで——】(1)

          無力感。 それが始まりだった。 カメラロールを遡ってみると、はじめの一歩は2020年4月7日。 YouTubeでのゲーム実況ためにサムネイルを作っていた。 今から24年前——1999年。 当時21歳。 『救急戦隊ゴーゴーファイブ』で、役者としての人生がはじまった。 当時は夢も現実も何も見えていなかった。 考えたことすらなかった。 ただ、「誰かと違うことがしたい!」という気持ちだけは、人一倍強かったように思う。 いま考えてみれば、その性格が導いてくれた場所が

          【人生を彩る——TM34ができるまで——】(1)

          『ジェントルメン』

          マシュー・マコノヒー(52)、コリン・ファレル(45)、ヒュー・グラント(61)——自分より年齢が上の役者が画面の中で生き生きとぶちかましてくれていると心躍る。嬉しくなる。もちろん悔しくもなるけど光がある。 そう、思ってもらえる役者でもありたいと思う。 未来に希望を抱きながら、目の前の舞台『薔薇王の葬列』に全身全霊。 薔薇王に、俺はなる。 コリン・ファレルのジャージ欲しい。

          『ジェントルメン』

          『ルーム』

          芸術家のピカソは晩年、子供の創造力や発想力に辿り着くために創り続けたと聞いたことがある。子供には勝てないと。 ちなみにピカソは子供のときに大人より上手く描けたらしい。 演技でも、子供に感じるときがある。 余計なことを考えず(まずこれが凄いことだが)、その場で生きて(これまた凄いのだが)、ただ存在する。 絶望的で、凄惨で、温かくて、自分の心の醜さも感じられる素晴らしい映画でしたが、何より、役者として心洗われる作品でした。 谷口賢志

          魔法

          「バルス」と唱えれば世界が変わる。 「変身」と唱えれば姿が変わる。 「馬鹿野郎!ルーカス来てんじゃねぇか!」と唱えれば想像が繋がり笑顔に変わる。 舞台上の役者と客席のお客様とで創る魔法。劇場内でしか使えない魔法。世界は救えないかも知れないし日曜朝を救えないかも知れないけど素敵な魔法だと思っている。 bpm本公演『DRAGON  BOWL』が終幕した。 元メンバーとして初めて臨んだbpmは、多くの魔法が乱れ飛ぶ素敵な公演になった。 簡単に使用出来る魔法なんて存在しな

          尻尾

          最近、コロナに感染してしまう夢を頻繁に見る。今週に限って言えば週四。まぁまぁハードなシフトが組まれていた。 これまでの場合は、目覚めてすぐにタバコとコーヒーでの味覚確認と、体温計での平熱確認で現実の朝に戻って来れるのだが、今朝の夢は、はじめてそれを許さなかった。 新型コロナは、尻尾が生える。 感染し重体化。巨大な尻尾が生えてしまった。その尻尾から放たれる菌を周りに撒き散らし、更に誰かに尻尾生やさせる訳にはいかないと絶望する夢だった。 くだらないと思うかもしれないが、寝

          真とは

          「真」を「写す」と書いて、「写真」。 瞬間を切り取り遺る美しさにも喜びがあるけれど、小窓から覗いた風景がレンズを通し浮かび上がったときに、何が真なのかわからなくなる感覚に今更興奮している。 カメラを手にしたときと、「色即是空」の意味を考えはじめた時期が同じだったからかもしれない。 そこにあるものはそこにあるのか。 ないものがあるのはあるのか。 あるのもがないのはあるのか。 撮り続けた先に何かが見えるのか。 面白い。 舞台『薔薇王の葬列』 出演情報及びキーヴィ

          愛だろ、愛

          とても善いことがあった。 誰かに喜んでもらおうと行動したり、誰かの助けになろうと行動したら、全く別の方角から青天霹靂の善意が飛び込んできた。絵に描いたようなペイフォワード。 少しだけ世界が澄んで見えたし、少しだけ体重が軽くなって、少しだけ浮かんでいるような気がした。 浮かれんのはいただけないけど、押し付けず、見返りを求めず、これからの人生、出来る限り美しく見える世界の中を、小さな羽を生やして飛べるよう生きていきたいものだ。 近況報告としては、日々弾を込めている。そりゃ

          ぶっ壊す|谷口賢志note

          Amazon primeで映画『JUNK HEAD』を観た。 かっこよくて、可愛くて、気持ち悪くて、優しくて、怖くて、お洒落で、アナログでハイテクで、画面から飛び込んで来るものすべてが強烈に爆発していて、そのほとばしる愛と狂気を受け止める度に、己の中の感性が小躍りした。 神様がいるのかどうかは知らないけれど、いたら嬉しかったり言いたいことがあったりするけれど、もしいるのだとしたら、ぶっ壊れるぐらい真っ直ぐな想いを貫いた人生の先に、杖を持って笑顔で立っているんじゃないかとジ

          ぶっ壊す|谷口賢志note

          二千年前からの衝撃|谷口賢志note

          アニメを観て興奮したのはいつ以来だろうか。 家でひとり、テレビの前で声を出した経験で言えば、『魔法少女まどか⭐︎マギカ』のキュゥべえと美樹さやかまで遡るかもしれない。 今回、テレビ前にひとりでいる四十四歳の男性に「おおお!」と声を出させた犯人はエレン・イェーガー。アニメ『進撃の巨人』のファイナルシーズンが面白すぎる。 伏線の回収と言うよりは、今まで観てきたものが前菜と言うか、もう毎話衝撃の連続でメインディッシュのオンパレード。 怖くて気持ち悪かった巨人がね、、、カッコ

          二千年前からの衝撃|谷口賢志note

          日課が変化|谷口賢志note

          日曜日。 今日はサボテンたちの水を入れ替える日。 「週に一回、水を替えてあげてくださいね」との購入店スタッフさんの言葉を忠実に守り、毎週日曜日に行っている。 謂わゆる、決まり事だ。 なるべく決まり事を作らずに生きてきたが、サボテンと暮らすようになり、いくつかルーティンというか日課が出来た。 朝目覚めたら、ベッドを綺麗に整えたあとに、サボテンたちを日当たりの良い場所に移動してあげる。日が落ちたら寒くない元の場所に戻す。これだけのことだが、生活に変化が表れた。 同じ日

          日課が変化|谷口賢志note

          睨みつける|谷口賢志note

          必要な書類を受け取りに実家に帰りました。 一時間に満たない滞在時間でしたが、母親からは「ちゃんと生きていけてるのか?」などなど言われ、休日なのにわざわざ離れた場所から車で送迎に来てくれた妹からは「あんたは誰か他人と生きてくのに向いてないからね」などなど言われました。 これぞ、家族。 温かく身が引き締まりました。 帰り道、遭遇した野良猫にカメラを向けると、鋭い目を返されました。 わかるよ。 なんだか、睨みつけて生きていたいよな。 谷口賢志 映画『文豪ストレイドッ

          睨みつける|谷口賢志note

          諸行無常だからこそ|谷口賢志note

          先日、ある大型書店に行った。 特に目的があった訳ではなく、逆にその目的が見つかったら幸運ですね、ぐらいの気持ちだった。 そしてそれは見つかった。 お洒落な店内、かなり広い面積を使用して、映画DVDのセールをしていた。 時代を感じた。 とにかく演技が上手くなりたくて、知りたくて、方法もわからなかったから、レンタルショップのサービスデーには必ず駆け込んで大量にDVDを借りて、どうにか期限以内に観て返却する生活をしていた身としては僅かに淋しさも感じた。 棚をよく見ると、

          諸行無常だからこそ|谷口賢志note