『ルーム』
芸術家のピカソは晩年、子供の創造力や発想力に辿り着くために創り続けたと聞いたことがある。子供には勝てないと。
ちなみにピカソは子供のときに大人より上手く描けたらしい。
演技でも、子供に感じるときがある。
余計なことを考えず(まずこれが凄いことだが)、その場で生きて(これまた凄いのだが)、ただ存在する。
絶望的で、凄惨で、温かくて、自分の心の醜さも感じられる素晴らしい映画でしたが、何より、役者として心洗われる作品でした。
谷口賢志
いつもサポートありがとうございます。余す所なく血肉に変えて、彩りを返せるよう精進します。心より深謝。