反対をやればいい!【音楽家にならせない方法】
反対をやってください
この記事では一人の人間を音楽家でなくならせるため、音楽家にさせないための方法を書きます。つまり、この反対の方法をやれば音楽家になれるということです。
理性が導き出す知識を利用
まず、自分の理性が導き出そす知識として、どのような状態で社会に溶け込むのが理想か考えてください。同調するのが最も安全です。これは古代から徐々に進化するものではありませんので、今の時代特有の「こうすれば皆と同じになれる」という方法を探します。これは時間がかかりません、放っておけば皆と同じになりますので考えなくても大丈夫です。
構造に従う
上記の理性で導いた構造に従って生きるようにします。赤信号は守りますが、車がいなくて、誰も見ていないなら渡ってしまいます。主体的に行動する必要はありません。どれだけ主体的に行動しようとしてもその構造からは抜け出せません。
狂気を探す
自分が信じている「枠」からはみ出た行動を取っている人は「狂気」として扱います。そしてSNSで顔を公開して非難し、攻撃します。
そうすると、無意識に同調した日本中の自分と同じ構造に従う人々が寄って集って同意してくれます。これが欲求を満たし、自分が正しいという確証を与えてくれるのです。
他者をトレーニングします
他人を見付けたらトレーニングを手伝ってあげるか、トレーニングさせて上げてください。方法は4つあります。
❶閉鎖的な空間に担当配置を与えてあげます。(学校の席、会社の部署などです)
❷時間と行動を管理してあげます。(学校の時間割、出勤時間と業務内容などです)
❸レベルに応じた教育をします。(学年に合わせた授業、業績に見合う仕事内容の指導です)
❹仕事の道具として替えの効く部品として成長させます。(労働者に育て上げます)
より強固にする方法
反乱を起こさせないように、3段階で制御してあげてください。
❶監視します。(学校や、会社でパソコンを貸与して履歴を管理します)
❷違反時には制裁を与えます。(学校の追試や罰則掃除、会社での残業や同じ作業の繰り返しなどです)
❸テストします。(失敗したり違反する前の状況に立たせて、今度は指導サイドの思い通りの動き方をするまで上記❶❷を繰り返しながら試験します)
完成
上記により完璧に自分の中に他人目線が移植された人間が完成されます。このような人間が音楽家になることはありません。
ポイントは替えの効く部品であるため、命令や指示の意図を理解する必要なく思考停止で生きて行ける人間が完成するということです。
まとめ
この記事通りに生きてきた人は音楽家にはなりません。気付いてください、自分が音楽家になれないように育てられてきたということを。
ちなみにこれはミシェル・フーコーと言うエイズで没した同性愛者の主張です。理性が導き出す知識や構造のことを「エピステーメー」とよび、4段階の育てる方法を「規律訓練型権力」といい、反乱が起こらないようにする3段階を「パノプティコン効果」と言います。
詳しく知りたい方は以下を読んでください。
文字が小さい、なぜか2段、大量ページ、5千円超・・・イヤになるでしょう。
ちなみに、この書籍の利用方はセミナーで10分ほどで間違った移植成分を脳内から取りだして、逆に音楽家になれるように成分を注入します。
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津本幸司(オフィシャル・ウェブサイト)
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