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⑰(時間外労働時間年960時間)医師の働き方改革時代に紹介先クリニックのシェアが大切になる⑰【妄想シリーズ:ねーねー大腿骨さん 早く治ってくださいよー、という交渉術】

大病院はクリニックの紹介先なんて知る必要ない?

前回の⑯の記事では 【患者さんと現場のスタッフや医師、そして病院のお管理側の三方良しになるのは難しい】ということについて書かせていただきました。


色々な妄想シリーズ(⑦~)

⑦話目からは医師の働き方改革(時間外労働時間年960時間)とNYAUWの紹介先登録プロジェクトを強引につなげる妄想シリーズを始めたいと思います。頭の中にXYZ先生を登場させます。これまでNYAUWで出てくるいろんな先生は実在の先生・実際の先生とのやり取りを元に会話形式でおこなってきましたがこのXYZ先生は完全に妄想ですのでお許し下さい

「彼はリーバイスやアメックスと同じ」


XYZ先生「患者さん、医師・現場のスタッフについてはのんびりで全く問題ないですが、病院管理側はもうちょっと、という気持ちがあるので そこがいつも部長会議などで ぶつかるところらしいです。 現場が頑張って結果出してもドンドン要求が上がってくるので。 三方良しになるのはどうしたら良いんでしょうか?」
井手「それがいつも言っている
・遠足は家に帰るまでが遠足
・合成の誤謬
・モテさせる人が一番モテる
・入口は出口、出口は入口

です」
XYZ先生「いつもなにか結局 訳解んない言葉を、、、。」という前回の終わりでした。

XYZ先生「訳解んないです」
井手「100VS0ではないんです。バランスです。医師の方々はこれまで正解のある中で生きている方が多くて 受験生時代から。そして診療でもガイドラインというものがあって。ですので 現場の立場の医師、そして管理側の医師双方が,悪意なく良かれと思って100対0の議論、原理原則に則りすぎた議論をするので バランスが悪くなるのかな-、落とし所の探り方が苦手なのかな?と。私もそこが苦手ですまだまだ。」
XYZ先生「実際、部長先生が部長会議に出た後に プンプンしながら帰ってこられていますからね 毎回。院長と事務長 無茶なことばかり!!」
井手「折り合いをつけなきゃいけないんです。 これは個人的な感想ですが 理想に近づくために 原理原則だけではいけないんだと。企業さんなどでは企画を通すために多くの部署に根回しが必要だったりします。そのためには交渉術として 相手をモテさせることを盛り込んだりします。しかし、それが行き過ぎると あの部署はこうだからと 最初から忖度が発生するという弊害もあります。 

先生方は 大学卒業してから 医師として現場の責任者として、時間的余裕がない中でYES NOなどはっきりした指示出しをすることを期待されてきて それがある程度実行されている現場環境です。そうやって人に対しては交渉力がありますが 【ねーねー 大腿骨サン カルシウム飲料たくさん飲むから 骨折治療 半分の期日でどう?】という交渉は効かないですよね。 

ある程度幅はありますが 一般的な生体のルールを理解して、介入するためのプロトコールであるガイドラインを当てはめて 微調整しながら治療するという世界にいるのです。その学習スピードが早い人たちです。 臨床現場で相手にしているのはそういった生体と 医学リタラシーが医師ほどではない一般の方々ですので 現場におられる方は そこに折り合いを付けて仕事をされています。 

そういった中で 管理指標のみを押し付けられると 反発があるというのが 病院経営会議のよくある姿だと思います。 もちろん 管理側の中には医師もおられますが 経営側に回って現場時代のため息をしっかり盛り込む指示だと良いのですが そういった立場のかたは名誉職のこともあり 経営のルールなどを知らずに思いつきや眼の前の指標達成のためだけの指示出しをしてしまうことも多々多々多々。

そういった意味で医師も若いときからそういった一般的な社会のルールや組織の動かし方などをある程度知っておくと現場と経営側の乖離がなくなっていくのかな?とは大きな理想論ですが思います」
XYZ先生「たしかに、部長の話を聞いていても 経営側の話を聞いていても お互い単独で聞くと間違ったことは言っていないんですよね? でもその実行プランとなるとすり合わせができていないので 結局 諦めの雰囲気が出てきてしまうんですよね。それって折り合いの付け方ってあるのでしょうか? 」
井手「個人的にはあるかと思っています。先程、企業内の根回しのルール <恩を売ったり、利益供与したりする 相手をモテさせるということ>が一つかなーと。【モテさせる人が一番モテる】ということです。」
XYZ先生「??」
井手「よく出るたとえですが ゴールドラッシュ時代に大儲けしたのは金を掘っていた人ですか?」
XYZ先生「そんな言い方するということは井手先生のことですから 金を掘っていた人ではない人が大儲けしたんですよね?」
井手「そうなんです。金を掘る人のためのリーバイスやアメックスが儲け。これも49ersたちをモテさせたからモテたというモテさせる人が一番モテる】です。」

XYZ先生「学生時代のモテモテの男前は別に僕をモテさせてないですよ。彼だけがモテていましたよ。」
井手「でもその時にそのモテモテの男前はモテてましたか?」
XYZ先生「えー、そりゃ女の子にモテモテでした」
井手「男性にモテていました?」
XYZ先生「別に僕は恋愛対象が女性ですから その彼のことを好きだとは思っていないですよ。」
井手「いやいやそういった意味ではなくて、XYZ先生をモテさせてくれましたか?」
XYZ先生「そうですね いろいろ気遣いしてくれて 僕が気になる女性と隣になるようにしてくれました。」
井手「だからモテるんです。女性からも男性からも」
XYZ先生「確かに彼の主催する食事会ではみんなそれなりに楽しくなってましたから」
井手「 結局その男前はそういった気遣いが出来るのでモテるのです。 短期的には男前はモテても 嫌なやつだったら 食事会を開催できないので 彼の出会いの機会も減って モテなくなったでしょう。 彼は参加者を気持ちよくさせて 継続させるシステムを作ったのでモテたのです。彼はリーバイスやアメックスと同じなのです。」
XYZ先生「いつも例えが極端ですが 納得です。」
井手「つまりモテさせることでモテる理論でいうと、どのような順番でモテさせるのが良いか?考えてみてください! 患者さん・現場のスタッフや医師・病院管理側」
XYZ先生「これは難しいですが 食事会理論で考えます。」
井手「今日はここまで」



間違い教えてください

すみません このあたりは自分で調べた範囲や妄想で書いており、専門家では無いので間違っていた場合には訂正しますので教えていただけると幸いです。

メッセンジャーかメール tokyoeyeasagaya@hotmail.comで)


「じゃない」数珠つなぎでDr探し

最初のドクターAは「私Dr.Aの専門性じゃない」ということでDr.Aが知る【より確度の高い】Dr.Bにつなぎます。そしてDr.Bが「私Dr.Bの専門性じゃない」ということでDr.Bが知る【より確度の高い】Dr.Cにつなぐという形で藁しべ長者のようにより適切な医師に出会う確率が上がるのです。

960時間時代に起こることは 「じゃない」

・タスクシフト(これまで医師がしていた仕事を医者「じゃない」 看護師さんや薬剤師さん)
・IT化(これまでのアナログ「じゃない」)
・AI診断(これまでの経験「じゃない」)
・オンライン診療(これまでの対面診療「じゃない」)

【ヨーロッパ文明における軍事革命の背景軍隊を維持するための【人件費が重かった】ので武器が発達した】

【ゴールドマンサックスでは2000年には600人のトレーダーが2017年には2人にまで。この背景にあるのは人工知能技術。この技術を呼び込んだのはトレーダーの【人件費が高かった】ことだ】

【イノベーションの多くは人件費の問題のないところをターゲットにしないのである。【医師の人件費は?】リフィル・認定看護師などは【医師の人件費】をターゲットにしていないですか?】



今日はここまで

「クリニックの紹介先必要だというストーリーわかった!」という病院の働き方改革担当の方 ご連絡下さい

30回くらいかかって皆さんを説得(?)してまいりたいと思いますが 早くもストーリーや意義わかった!という病院の担当者様 一緒にこのプロジェクト推進してまいりましょう!連絡下さい!
メッセンジャーかメール tokyoeyeasagaya@hotmail.comで)

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2022年02月17日07時25分22秒


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