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テツガクちゃんと肯定

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『テツガク肯定による肯定テツガク』へようこそ。『存在と同時に存在しない』、両立し得ない何かを両立させる。その可能性を考える、肯定テツガクの世界。そんな世界を覗いてください。テツガ… もっと読む
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2022年10月の記事一覧

[2022年10月26日水曜日]ワガママらいおん

[2022年10月26日水曜日]ワガママらいおん

 『ラチとらいおん』が好きな私は。
 無意識に控えめに、らいおんが隣にいれば。
 そんなことを思っていたのかもしれない。
 だから、今、この瞬間。
 隣には、スゲー、ワガママならいおんがいて。
 僕はココにいる。

肯定
 『ラチとらいおん』という物語。
 それが好きだった。

 もし、頼りになる、らいおんがいたら……。
 らいおんでなくても。
 頼りになる誰か。
 あるいは、何かがあれば。

 

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[2022年10月25日火曜日]飴細工のような関心

[2022年10月25日火曜日]飴細工のような関心

 関心は飴細工のように。
 変幻自在に伸び、きれいで美しく……儚く脆い。
 だからこそ、諸行無常なんて幻想を笑い飛ばすように。
 すり抜け消えた憧れの青い鳥を。
 追いかけ回す、掟破りの延長戦のラインが伸びていく。

テツガクちゃん
 気づいてしまいました! 私!

 関心は飴細工のように。
 変幻自在に伸びる、自由なラインで。
 きれいで美しく……儚く脆いことに。

肯定
 儚く脆いか。

 全

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[2022年10月24日月曜日]井戸の中の蛙

[2022年10月24日月曜日]井戸の中の蛙

 井戸の中の蛙は気づいている。
 井戸の中・イズ・ワンダーランドだと。
 大海を知らないのは、罪でも恥でも悪いことでもない。
 誰にだって知らないことはあるのだから。
 それが、新たな可能性って救いにもなる。

テツガクちゃん
 井戸の中ステキな景色に。
 気づいてしまいました! 私!

 井の中の蛙、大海を知らず。

 なぜ、蛙は井戸から出ないのか。
 それは、大海よりステキな井戸にいるから。

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[2022年10月18日火曜日]好きなものに突っ込むだけが

[2022年10月18日火曜日]好きなものに突っ込むだけが

 最近、流行の好奇心は。
 かなり肥満気味。
 ぶくぶく太った好奇心は。
 好きなものだけを並べて。
 スゲー満足している、永眠寝室のミイラだ。

テツガクちゃん
 最近、流行の好奇心は。
 かなり肥満気味。
 ぶくぶく太って、お腹が地球儀です。

 好きなものに突っ込む。
 ただ、それだけが。
 旺盛な好奇心なら。

 随分、お安いセール品の称号です。
 ハッキリ言って、不愉快で気に入りません。

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[2022年10月17日月曜日]今しか見ていない

[2022年10月17日月曜日]今しか見ていない

 昔は先の未来を見ようとしていた。
 最近は、もう、ノーフューチャーだ。
 今しか見ていない。
 だから、ソウゾウの幻から抜け出せる。
 秘密の抜け穴は、観察日誌的な速度。

肯定
 昔は先の未来を見ようとする。
 そういう気持ちを大切にしてきたけど。

 なんか最近では。
 明日なんて知らない。
 もう、ノーフューチャーだ。

テツガクちゃん
 ノーフューチャーです!

 ゲッレディ、ゲッファニ

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[2022年10月12日水曜日]三猿の教訓

[2022年10月12日水曜日]三猿の教訓

 一般的な三猿の教訓は。
 セーフティーなエンプティーのお茶で。
 何かが濁された感じの答え。
 見ざる聴かざる者の末路は。
 最期には何も言えなくなる、口なし人形、仏様。
 こっちの方がわかりやすい。

肯定
 日光東照宮の三猿。
 あの一般的な教訓って。
 なんか退屈でつまんない。

 セーフティーなエンプティー。
 そんなお茶で、何かを濁している気がする。
 そう、何かがすり替えられた。
 

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[2022年10月11日火曜日]期待できる限り若い

[2022年10月11日火曜日]期待できる限り若い

 『時代をつくるのは、いつも若者』って。
 ステキな言葉で若者に期待する人も。
 一緒に新しい時代をつくっている。
 誰かに期待できる限り、年齢など関係なく若い。
 期待できるって、かなり凄い力です。

テツガクちゃん
 肯定さん、若者とはどんな人ですか?

肯定
 若者ね……年が若い人かな?
 僕には、わからないや。

 20代、30代、40代……。
 いつまでを若者と呼ぶのか。
 100年時代

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[2022年10月10日月曜日]ナンセンスだなんて戯言を

[2022年10月10日月曜日]ナンセンスだなんて戯言を

 それは、ナンセンスだなんて戯言で。
 賢くかっこよく斬り棄てるのも。
 同じ似た者同士のナンセンス。
 戯言だと斬る者、戯言に棄てられる。
 この世からナンセンスを取り除いたら。
 いったい、何が残るっていうのですか?

テツガクちゃん
 それは、ナンセンスだなんて。
 賢くかっこよく決められても。
 そんなことを言うのも。
 同じ似た者同士の戯言。

 賢いFFの想像力で想像してみてください。

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[2022年10月5日水曜日]変えられるのは他人だけ

[2022年10月5日水曜日]変えられるのは他人だけ

 いつだって、変えられるのは他人だけ。
 自分の表情なんて自分にはわからない。
 自分の印象に評価は、誰かが勝手に決めるもの。
 だから、自分にできるのは。
 その誰かと関わるか、シカトするか。
 それくらいだ、『MIKADO』よ。

テツガクちゃん
 私を変えられるのは。
 私自身ではなく、他人の誰かだけ。

 そんなことを言っても。
 なかなか憑いてこれない、思考の声に。
 初心者マークのよう

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[2022年10月4日火曜日]実体験に溺れる

[2022年10月4日火曜日]実体験に溺れる

 よくも悪くも人は実体験に溺れていく。
 誰かが決めた同じ経験も、自分の空想妄想も。
 今、この瞬間に感じるのなら同じ実体験。
 だから、誰かに渡すな大事な我がまま。
 そう気づいた頃に、シュカーンと現れた、ワガママ1号。

テツガクちゃん
 気づいてしまいました! 私!

 様々な経験を重ねていくと。
 その実体験の重さに溺れていくことに。

 一方、経験がなさ過ぎると。
 重さの力が弱くなり、

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