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[2022年10月10日月曜日]ナンセンスだなんて戯言を


 それは、ナンセンスだなんて戯言で。
 賢くかっこよく斬り棄てるのも。
 同じ似た者同士のナンセンス。
 戯言だと斬る者、戯言に棄てられる。
 この世からナンセンスを取り除いたら。
 いったい、何が残るっていうのですか?

テツガクちゃん
 それは、ナンセンスだなんて。
 賢くかっこよく決められても。
 そんなことを言うのも。
 同じ似た者同士の戯言。

 賢いFFの想像力で想像してみてください。
 この世から、ナンセンスを取り除いたら。
 何が残るのかを。

肯定
 実にくだらない。
 退屈でつまんない。
 ホンモノの無意味な虚しさが。

 愚かなFRの想像力には見えた。
 果てしなく広がる、今のように。

 この世から。
 ナンセンス、戯言、くだらない。
 そんなことを取り除いたら。
 血の気が引くよ。

 くだらないから、面白い。
 面白いから、くだらない。

 日が沈む西は不吉だから、と。
 西をこの世から消したら。
 いったい、どこが東なのか。

 もう、わからなくなってしまう。

テツガクちゃん
 西が死んだ時が東の最期です。

 思慮深く、良識と分別がある。
 そんな道理だけを集めた瞬間。
 それらは、儚いウタカタの泡になります。

 無意味なゴミの中に。
 有意義に思える、たからものはあっても。

 有意義を集めた宝石箱に。
 そう感じる、たからものはありません。

肯定
 たからものは。
 地図にも載らず、わかりやすい箱の中にもなく。

 そう、僕だって。
 昔は大切に感じた、宝石箱。

 だけど、気がつけば。
 しらけて、どっちらけの今では。
 その宝石箱が、ただのゴミ箱に思えた。

 でも、本当は何も変わっていない。
 諸行無常なんて幻想は。
 この世には存在しないから。

テツガクちゃん
 何も変わっていませんね。

 有意義だと思えた、ゴミ。
 それだけを集めた宝石箱。
 そう信じていた、錯じった覚え。
 錯覚の魔法が解けてしまっただけで。

 ですが、ゴミ箱と気づけたら。
 再び、その中に。
 たからものだと感じるものがあって。

 不可思議なこの世の。
 人生の怪談ではよくある。
 無理、非合理、非科学的な怪奇現象です。

 ナンセンスだなんて戯言で。
 くだらない、と斬り棄てる、賢さは。
 戯言だと斬る者、戯言に棄てられるです。

 さて、ココまで私達の戯言に。
 振り回されてしまった、あなたは。
 ナンセンスを楽しむ、大きな心を持った方ですね。

 その大きな心。
 とても大切だと思います。
 戯言も楽しめる心は、北にはない目的地も知っています。

 そうです、北を示さない羅針盤が知っている。
 あなただけの目的地です。

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それでは、また次の機会にお会いしましょう。






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