見出し画像

承認できている関係のためには

トラストコーチングスクール(TCS)認定コーチの
末竹哲也(すえたけてつや)です。

ご訪問ありがとうございます。

-----------------------

「なんかあの人は大事な情報くれないんだよな…」
「何かあったら小さな事でも
 言ってくれていいって伝えてるのに……」
逆に、
「そう伝えられているのに、何故か躊躇してしまう…」

そんなことを感じてしまうことはありませんか?

これは、
"お互いに承認できている関係ではない"
ことが原因のことが多いと思っています。

※今回では、
承認できている=受け入れる状態ができている、と定義しています。

例えば、上司部下の関係で考えると、
 上司:承認してるつもり
 部下:また怒られるし……
みたいな状態です。

僕の場合、部下の立場で
上司「何かあったら言って欲しい」
と伝えられていても、
僕「……とはいえこれは流石に……ここ直したら改善しそうだし……改善してからにしよう」

ってことが少なくありませんでした。

たまには改善することも無くは無いですが、
だいたいの場合、上手くいかない。

改善できそうがスタートではなくて、
怒られそうがスタートで、
その理由を曖昧に改善できそうな気がする、
で上書きしただけだから、当然と言えば当然。


この状態を改善するためには、何が必要か。

ケースにもよると思いますが、
上司も部下も両方に原因があることが多い
と思っています。

それぞれについて書いていきたいと思います。

●上司の立場で
・まずは、部下を承認=受け入れること。
 感情的になっても何も生まれないので。

・その上で、
 承認していることを伝えているつもりだけど、
 相手に伝わっていないことがある。

・承認を感じるポイントは人それぞれ。
・相手が承認を感じるポイントを把握して、
 そのポイントにアプローチする。

例えば、
 褒める
 毎日1,2分でいいから話す
 いつも表情を緩める
 たわいも無い話をする
 逆に部下に何か相談する
など、その人によって変わるかもしれませんが、
承認の伝え方を工夫すると
関係性が変わるかもしれません。

●部下の立場で
・上司の言ってることは正しいはずだから、
 受け入れた対応をすべき、
 と思い込んでいないか。
 (実際には受け入れられてない)

・今の自分では難しいことがわかっているけど、
 挑戦しないと成長しないから、
 できると答えるべき、
 と思い込んでないか。

部下の方は、
自分と会話せずに、
理想や上司への思い込みなどから、
言葉を選ぶと、上手くいかないことが多いです。

今の自分を、
上司にどう見られているかだけでなく、
 同僚が同じ状態ならどうするだろう、
 目の前にもう1人の自分がいたら何を伝えるか、
など、別の視点で考えられると、
少しずつ変化が出てくるかもしれません。


どちらの立場でも、
自分や相手をどれだけ多くの視点で見れるか、
が、お互いに承認できている関係
につながることが多いです。

組織の場合は、周りに仲間もいるので、
普段からコミュニケーションを活発にすることで、
いろんな視点の話を
受け取りやすくなるかもしれません。


トラストコーチングスクール(TCS)では、
コーチングを体験しながらコミュニケーションについて学べる講座があります。
詳細は、こちらです。

トラストコーチングスクール(TCS)のホームページはこちらです。

お申し込みやご質問のある方は申し込みフォームまたはメールアドレスまで!!

申し込みフォーム

メールアドレス

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?