#24 他人を批評する人の気持ち
さて、今日は「他人を批評する人の気持ち」というテーマです。
みなさんの周りのスタッフで、「あの子はできる」とか「あの子はできない」とか話す人いませんか。
相手のことを知ってる間柄で「あの子はこれを頑張ってる」と言うならまだしも、
相手のことを知りもしないのに「できる・できない」のレッテルを貼ってしまう。
これ、気をつけないと意外なところに落とし穴があると思います。
少し深めて考えてみましょう。
自己紹介です
お題の話の前に、自己紹介します。
僕は、リハビリテーション病院で働く作業療法士兼、中堅管理職です。
日々のリハビリテーションの実践はもちろんですが、中堅管理職として、管理と現場の間をつなぐ役割を担っています。
ありがたいことに、管理の視点や、現場の視点から様々な相談を受けることが多くなりました。
これらのことについて、僕なりに解釈して記録として残していきたいと思います。
このアカウントでは以下のことについてを書いていきます。
・病院での働き方
・日常生活での健康の考え方
・ストレスマネジメント
・作業療法のもろもろ
・相談を受けたこと
・臨床で考えこと
・日々、感じたこと
また、この内容は音声で配信もしてますので、
読むのが大変という方はそちらもよかったらどうぞ。
それでは本題に入っていきましょう。
私はできると思ってるんじゃ
親しくない相手に対して「あの子はできる・できない」を言って批評してしまう人は、「私はできる」と言う心理が裏側に隠れてるんじゃないでしょうか。
自分はできると思っているからこそ、
他人に対しての批評を安易に述べてしまうんでしょう。
「(私はできるけど)あの子はできない」
「(私ができるから)その子はできる」
この( )は自分軸で物事をみているということになり、
それは相手の個性を消して、自分の型にはめ込んで物事を見てる可能性があります。
批評する人の気持ち
「あの子はできない」と言ってしまう人は、
その後の行動はどうするか考えた方がいいと思います。
その発言をしたということは「私は解決できる」問題であるはずです。
それならば、「あの子」のところに行って、一緒に問題を考えたり、解決することが一番早いです。
でも、そんなことはしないですよね。
なぜなら、実際に問題を解決できる人は、人を批評する前に行動できるからです。
問題を解決できる人は「あの子」の問題の解決方法をどのように伝えたらいいかを理解しています。
でも、批評する人というのは、おそらくその「伝え方」が分からないんだと思います。
でなければ、あまり接したことない他人に対して、評価をするのは変です。
つまり、相手を批評するということは
「自分は問題をうまく解決できないし、それをどう伝えたらいいか分からない」
と言っているのと同じだと思います。
つい批評してしまう人はそのことを理解して、「あの子」の問題が解決できるように立ち回ることをお勧めします。
みなさんならどう動きますか。
頑張るあなたを応援しています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
読んでいただいた方のヒントになれば幸いです。
ではまた。
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