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「飛び恥」と山手線SDGsラッピングと「ナッジ」(エシカル100考、64/100)

「飛び恥(Flygskam/フリュグスカム)」ってどう思う?、みたいなちょっと攻めたラッピングとかだったら面白いのに。

JR山手線の「SDGs ラッピングトレイン」。認知度向上にはいいけど、行動促進できるのかな?いわゆる行動経済学の「ナッジ」にはなっていないかも・・・。HSPなど色彩に敏感な人はとてもじゃないけど乗れないだろうし。。。

まあ見かけたら喜んで写真撮ってインスタにあげちゃうけどさ・・。

※飛び恥・・ 温室効果ガス 排出が多い飛行機(二酸化炭素排出量は、鉄道14g、車158g、飛行機285g。飛行機は電車の20倍!)を避ける動き。KLMオランダ航空が「飛行機でなく電車移動を」という捨て身というか逆手PRして話題にもなった。

まあラッピングは賑やかしとして、実質的に大事なのはJR関連の各店舗でプラスチックのレジ袋、ストローをバイオマス・生分解性素材のものに置き換えるということか。

それでもストローは使い続けるんだ、、とかいちゃもんはつけられるけど、まあ半歩進めた感じなのかと思う。バイオマス置き換えって、課題解消になっていないとりあえず感強いけど。。

JRなら各地に拠点あるからブーメランバッグで地域コミュニティとかも絡めたユニークな取り組みできそうだけど。

名刺や広報物の紙も変えますというけど、LIMEX(ライメックス)なんですね。LIMEXを作っている株式会社TBM さんと資本関係あるんですね。

俗受けする新素材に飛びついただけじゃないのか?植物由来の紙を使って、環境への循環を大きく描きながらできる取り組みはなかったのか?いや、LIMEXすごいなーと思うので、ケチつけるわけじゃないけど。。

そもそも、循環・サーキュラーの視点ってあるのかな?

エコバック(50 万個)を無料で配布予定です!というけど、そのエコバッグの素材は?その後の循環は?ブーメランバッグにするのはやっぱり面倒だったのか??

なーんて、、もやっとしつつ、とりあえず山手線に乗ってこよう・・、ラッピングのに当たるかな。。

※タイトルの写真は国連広報センター (UNIC Tokyo)さんのFB動画から。




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