東京で飯を食う。

2泊3日。東京でひたすら美味いものを食べる。


⚫︎中目黒 Pizzeria e Trattoria da ISA(ピッツエリア エ トラットリア ダ イーサ)

 同行した友人Yの希望で、初日のランチはPizzeria e Trattoria da ISAへ。友人Yによると、お笑い芸人の小籔がテレビの企画で関わったとかなんとかで、なんか有名なピザ屋らしい。オーナーはなんかで優勝したことがあるらしい。
 ランチは予約不可。開店前から長蛇の列ができていた。店内はいい意味で雑然としており、異国情緒溢れる内装。期待が高まる。

・マルゲリータ ¥2,000-
・コヤーブ ¥2,700-
・クアトロフォルマッジ ¥2,600-

 美味い。生地が薄く、具材の味を強く感じる。薄い一方、生地はかなりもちもちとしており、歯応えがある。『美味いピザは薄いのにもちもちしている』という知見が得られた。小籔監修のコヤーブもアンチョビの塩気と水牛モッツァレラのチージィーな感じがマッチしていた。

・ブラッドオレンジジュース ¥900-

  ソフトドリンクがどれも妙に高い。

⚫︎自由が丘 Mont St. Clair(モンサンクレール)

 昼食後、電車を乗り継ぎ、僕がかねてより行きたかった有名なケーキ屋へ。世界的パティシエである辻口氏の旗艦店であるモンサンクレールで、20代の男4人がケーキを食べる午後。そんなひとときがあってもいい。

・セラヴィ ¥800-

 セラヴィ(C'est la vie.)とはフランス語で「これぞ、人生。」といった意味。「"人生"という名前を冠するケーキがある」そんな話を聞いて以来ずっと食べてみたかったケーキを今日、食べる。とろけるようなムースに包まれた甘酸っぱいベリー系の生地やコクのあるピスタチオ系の生地、ほろ苦いカカオ系の生地が織りなすハーモニーはまさに人生。非常に美味。

⚫︎戸越銀座 ステーキハウス B&M

 東京在住の友人Mの強い勧めで、東京にのみ店舗が5つほどあるステーキハウスBMへ。アメリカンな内装の店内がそそる。
 「とにかくガーリックバターソースステーキを注文しろっ!」そんな友人Mの言葉に従い、

・ガーリックバターソース・ステーキSS
(ミディアムレア)¥4,000-

 美味い。美味すぎる。

 今回の東京旅行で最も印象に残る美味さだった。ステーキの上に大胆に盛られたガーリックバターソースは見た目より重くなく、旨みが脳に直撃する味。赤身のステーキも歯応えはあるが固さは感じず、噛めば噛むほど旨みがます。
 SS(サーバー・サービス。ステーキの付け合わせとして、マッシュポテト、ホールポテト、煮込みなどをお好みの量で店員さんが盛り付けてくれるというサービス)、これもまた素晴らしい。味がよくて、なんか結構いい芋を使ってる感じがする。甘めのクリーミーなマッシュポテトが絶品でした。おかわりもした。
 ガーリックなステーキを食べてシャワー浴びて寝る。至福。

⚫︎目黒 麺屋 藤しろ

 20代の胃袋に胃もたれはない。ステーキをたらふく食った翌日の昼飯に鶏白湯系のラーメン屋へ。

・濃厚鶏白湯味玉ラーメン ¥1,000-

 ラーメンの見た目も美しく、こってりしてるけど臭みがないスープが特徴的だった。テーブルに置いてある「レモン生姜(レモン汁に漬けた刻み生姜)」。これがなかなか良くて、数さじトッピングするとさっぱりとした後味になり味変も楽しめる。

⚫︎武蔵小山 銀一貫

 さすがにあっさりとしたものが食べたくて、晩飯はちょっといい江戸前の回転寿司へ。

・まぐろ ¥400-
・中トロ ¥600-
・大トロ ¥700-
・サーモン ¥300-

 まぐろフェアだったので調子にのる。まぐろ、中トロ、大トロと食べ進め、美味い美味いと呟く。

・あじ ¥300-
・鯛 ¥400-
・ぶり ¥300-
・赤えび ¥200-

 寿司のネタで鯛が1番好き。しっかりと特有の味があって、コリコリとした歯応えがいいよね。やっぱり寿司は美味い。日本に生まれてよかった。

⚫︎中目黒 関谷スパゲッティ

 3日目の昼は中目黒で美味いと評判の炒めスパゲッティの専門店、関谷スパゲッティへ。

・塩バジリコ ¥1,000-

 美味い。これもなかなか衝撃的な味。"塩バジリコ"って何?って感じだけど、オイリーでしょっぱくてバジルが効いてて美味い。中太麺は良い加減で炒めらていて、もちもちとした食感が楽しめる。具もたくさんのっていて、エビにピーマン、トマト、マッシュルーム、ベーコン、玉ねぎとボリューミー。あとセットのサラダがめちゃくちゃ美味かった。

⚫︎六本木 サロン・ド・テ ロンド

 3日目は六本木の美術館巡り。国立新美術館 → 21_21 design sight → 森美術館。国立新美術館内のサロンで一服。

・ケーキセット ¥1,500-

 ケーキももちろん美味しかったが、なんといっても湾曲した全面グラスに陽の光が注ぐ、国立新美術の空間がいい。ラグジュアリー。

映画「君の名は。」の聖地

 あと、シンプルにマティス展がめっちゃよかった。ステンドグラスに光が注ぐ展示が素敵でした。 安藤忠雄が設計した、21_21 design sightの建物もかっこよかった。企画展もおもしろかったです。

⚫︎五反田 牛タン ねぎし

 東京にしかない謎のチェーン店、「牛タン ねぎし」。ちょっと気になってたので本旅行最後の飯として行く。

・ねぎしセット ¥2,000-

 コリコリとした歯応えの赤身の「赤タン」とジューシーな脂がのった「白タン」、とろろごはんが楽しめるセット。美味しかった。とろろごはんってなんか嫌だな(白の上に白て、)と思って、今までなんとなく避けてたんだけど、普通にめっちゃ美味しかった。麦ご飯がおかわりできるのも嬉しい。天王寺にもできてほしい。

⚫︎東京で飯を食う。

 東京で食べたものぜ〜〜〜〜〜〜〜〜んぶ美味しかった!東京最高!

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