ものがたり、あれこれ
お気に入りの本をご紹介ついでに、こばなしを。
2冊ともにまだ読了前だが、なかなかの良書だったので。とはいえ、この本を買う方は一部のマニアか、文筆業者に限られるでしょうが、そこはお許しを。また、下手な解説よりも、Amazonレビューを見て頂くとして、重ねてお許しを。
近頃、映画やドラマを見ても、小説もしばしば、最初の設定でつまずいてしまう。
ストーリーが破綻している訳ではないのだが、まず「魔法使い」や「天才」が主人公という設定で始まると、そんなアホな!と一度でも感じてしまうと、感情移入できないまま、置いていかれてエンディングである。
自身が昭和なオヤジのせいもあるとは分かっているが、最初はだめで弱いヤツが、修行して強くなって、負けても立ち上がるみたいな話の方がここち良いから、仕方ない。
最初のドランゴンボール以来ご無沙汰しいるが、探せばもちろんあるのだとは思う。
近所で定食屋を営んでいる老夫婦がいる。
電子マネーは当然、クレジットカードも使えない店で、ウーバーなんて月世界のレベル。ご想像の通り、商売は風前のともしびである。
自分にできることは、時折食べにゆくことと、少しでも楽しいおしゃべりを二人と交わして、またくるね!だけ。
そこで、新たな物語を考えてみた。
この定食屋の老婆、実は魔法が使えて、あちこちに出前を届けることに気づき、全国にその料理を届けて大繁盛。めでたし、めでたし。支払い方法はまた、別のお話で・・・。エピソード2:爺さんも覚醒、につづく。
ウン❓「魔法」使ったな、おれ。却下である。
ハリウッドの名プロデューサーいわく、話は2種類だけ。
主人公が穴ぼこに落ちて、そこで死ぬ話と、はい上がってくる話。
みなさんは今、どんな物語を生きていますか。今度、聞かせてください。
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