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『目標設定シート』の上手な書き方・考え方

こんばんは、テトリーです。
上期も終盤に差し掛かり、期末面談をし始めている会社もきっと多くいるのではと思います。そんな時に必ず書かなければいけないのが、期初目標と到達度を明記する必要がある目標設定シート。会社ごとに呼び方は違うと思いますが、今日はこれの書き方・考え方に触れたいと思います。

重要度が高いことを再認識する

まずこのシート、会社にもよりますが基本的に書かなければいけない項目が非常に多く、まともに書こうとすると結構時間が掛かります。ただでさえ期末で忙しいのに…と、煩わしく感じる人もきっと多いのではないかと推察します。

しかしご存知の通り、このシートは評価に直結する可能性を秘めています。もし能力が同じくらいの人が横並びになったとき、このシートをしっかり書いている人とそうでない人、どちらが評価を受けやすいかは自明の理です。就活のときに履歴書を一生懸命書いたのと同じように…とまではいかないかも知れませんが、これを努力することでボーナスや評価が上がるなら個人的にはかなりコスパの良い仕事だと思っています。

※間違っても、適当に書くのだけは止めましょう。せっかく積み上げてきたものが台無しになってしまう危険性があります。

誰がみても分かる成果にする

ではどう書けば良いかという部分なのですが、基本的には誰がみても分かる形が好ましいです。例えば、『目標は必ず数値で表現するように』というフレーズはよく聞くと思いますが、これも一種の客観性を持たせるための手法です。

これ以外にも、私がよくつかう手法をひとつご紹介します。

視点を上げる
例えば何かの取り組みで機械の故障率が改善できた場合、『目標3%改善に対して4%改善。目標達成』でも良いのですが、もし可能であればなぜその目的を設定したかの理由も書けるなら書いた方が良いです。

そしてその内容は自分の考えを全面に押し出して記載すると更に評価は高まります。私の会社ではトップダウンで目標の数値が落ちてくるので、大多数の人はその数値を引用して書いています。ただ私は他の人よりも抜き出たい気持ちがあるので、それを使うにしても必ず持論を述べるようにしています。

例えば『会社の重点施策であるCX向上に貢献するため、本取り組み実施』みたいな感じです。

組織を意識した視点は実は重要で、高い評価を受けやすいです。とはいえ、いきなり良い文章を書くのはなかなか難しいので、常日頃から高い視座で物事を判断するような姿勢を心掛けることが大切です。

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