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わたしスペース*今、思うこと⑵*

おはようございます :) お話のつづき
(連投です~)

20年程前、アレクサンダー・テクニーク
(自分のつかい方)を学んでいた頃のわたしは

望みを楽に叶えることができるもの

と解釈していたように思います。

目的達成主義に陥ることなく、
結果ではなく過程をみていこう。

そのためにはいつもの習慣から外れて(抑制)、本来の自分(プライマリー・コントロール)からの動きをみていく。

といったこと。

それもモチロン含まれています。

ただ、わたしの求めていたことと
違っていたようです。

というのは、望み(夢)に近づいていっても、満たされない自分がいたからです。

十数年の時を経て、再びアレクサンダー・テクニークを学び始めた時に、

ああ、わたしが求めていたものは
望みを楽に叶えていくものではなく、

プライマリー・コントロール
(初源的協調作用・統合機能)を活性化することで、

統合され、わたし全体で

“今ここ”に存在することだったんだ!

と気がついたのです。


みどりさん(先生)もいうように

何をするのではなく(doing)

どう在る(存在)のか。(being、non-doing)


わたしは自分が求めていたこととは
異なった解釈をしていたようです。

遠回りではあったけど、

わたしの経験を通して、
腑に落ちたのはよかったと思っています。


アレクサンダー・テクニークは

いつもの慣れ親しんでる
習慣の自分から外れて〜

あたらしい教育(再教育)を学び、実践して

本来の自然な自分に移行していきます。

そこで、陥りやすいのは
アレクサンダー氏のいう

「感覚的評価は当てにならない」

というもの。

慣れ親しんできた習慣から外れて

本来の自然な自分に移行すると

“気持ちよさ”と“違和感”が同居するからです。

例えていうなら、

あたらしい住まいに
引っ越しするようなもの。

慣れ親しんでるけど不具合もあるホームから、あたらしいホームに引っ越すと
清々しいけど、まだ馴染めないような感覚になります。

ここで、どちらに焦点を合わせるかが
キモになるかと思います。

気持ちいい方に焦点を合わして、
あたらしい在り方に移行するのか

違和感に焦点を合わせて、
困ってはいるけど、
馴染みのある習慣に居続けるのか。


これは先生でも誰でもなく、

自分が選択して、決めていくことです。

一回で、あたらしい在り方へ
移行するわけではありません。

幾度もくり返して〜
意識して気づき、選択していきます。

それほど、いつもの習慣(無意識)は
つよいものだからです。


つづく…

2/2/2022

よんでくださって、ありがとうございます:)





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