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自然と人は、地続きで繋がっていてほしい。アートのお話。

普段生活していると自然と人間の間には大きな壁があるように勘違いしてしまう。そして同様に、自分と他人、組織内と組織外、ネットやテレビのこちら側と向こう側、他国と自国、、、などなど、大きな壁がいかにもあるように感じてしまう。

本当はすべてが地続きで繋がっていて影響しあっているのに見えない壁があるようになぜか思ってしまう。お店やスーパーの食材が突然そこに当たり前にあるようになぜか感じてしまう。

「本当は全てが繋がっているんだよ」と、優しくそう思わせてくれるアーティストたちがいる。今日は、そんな僕が好きなアーティストを少しご紹介できたら嬉しい。

内藤礼

内藤 礼(1961年〜)は、日本は広島市生まれ。自然の中のこの作品は言葉にできないほど美しい。豊島美術館はいつまでもいられるような感覚だった。

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オラファー・エリアソン

オラファー・エリアソン (1967年〜 ) は、デンマーク・コペンハーゲン生まれ。自然と科学、デジタルが融合して生まれる「美しさ」を追求されている作品がとても好きだ。特に、2003年のロンドンで展示された巨大な太陽を再現したインスタレーションがとても美しい。

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『ウェザー・プロジェクト』(2003年)Installation view: Tate Modern, London, 2003 / Courtesy of the artist; neugerriemschneider, Berlin; Tanya Bonakdar Gallery, New York / Los Angeles Photo: Andrew Dunkley & Marcus Leith © 2003 Olafur Eliasson


中谷芙二子

中谷 芙二子(1933年〜)は、日本は札幌市生まれ。人工の霧を使った『霧の彫刻』と呼ばれるメディア・アートの活動で知られていて、自然環境と人間の関係、メディア環境と人間の関係などをテーマとしている。初めて作品をみた時、あまりに感動して言葉を失う感覚があった。

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Fog_night, 中谷芙二子《Fog sculpture #03779 "London Fog"》2017 Photograph by Sayaka Shimada

スーパーに置いてある魚たちも、仕事上での外注先のパートナーも、ニュースで流れてくる世界の事件も、目の前の自然も、全てが繋がっている。

そういう感覚で世界をみることができたら、自分自身がここにいることを自然と受け入れられる。何よりも幸福度の高い瞬間になるのだ。少なくとも僕にとっては。

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