鋤のポーズ(YOGAをすること⑫)
今年前半、会社で若手のとても仕事が出来る青年社員と十何年か在職した中堅どころの社員がほぼ同時期に離職した。業務にぽっかり穴が出来た状態になった。
4年と3か月前からぼくが働く勤め先は機械と仕事をする職場なのだけれど、水牛車とか販売接客とか、花の栽培なんかの仕事をしてきたぼくにとっては、全く畑違いの仕事で、最初の二年間は機械オンチ(緊張してバタバタしてしまうなど)とありがたくない呼ばれ方をされていたのであるが(選択肢を間違えたと初日に思った)、3年目に突入した頃からヨガや瞑想の効果も出てきたのか、仕事中の集中力やパフォーマンスが上がり、2人の抜けた穴をかなりの部分ぼくが担うようになり今の部署のエースだなんて言ってくれる人もいるようになった。特にこの半年の機械オンチ君の成長ぶりは回りから見ても目を見張るものがあるのだ。
しかし、いくら成長したといっても、難しい仕事、神経を使う仕事を次から次へとこなしていくと疲れるし、新しく習った事に馴れたなと思ったとたん次なるやったことのないこと事がやってくる状態なのだ。勿論、喜ばしいし楽しくもある。ただ、疲れは溜まって腰が重くなってくる。腰回りの筋にも痛みがでてくる。
危険信号だ。
鋤のポーズの流れは、そんなときにぼくがやるYOGAだ。
ハラーサナ 鋤のポーズ
逆転のポーズで血流があがり肩凝りや腰痛の緩和。内臓の働きを高め目の疲れをや足のむくみを解消する。
まず首回り肩回りをほぐしてから、肩立ちのポーズで10呼吸ほどキープする。ゆっくりと吐きながら爪先が大きく弧を描書くように足を頭の先におろす。この状態が鋤のポーズだ。腰椎から胸椎の背骨と背骨の間が広がる感じがして、その横の脊柱起立筋も伸びる。10呼吸以上キープしてその広がりと伸びを感じる。そして、ゆっくりと背骨を一つずつマットにつけるようにして戻していく。(一つずつ戻していくには腹筋の力が必要)お尻までマットについて足をゆっくりと下ろしていくとき、太ももに意識を持っていくと細かい血流の流れが下に向かっていくのがわかる。この瞬間がとても気持ちいい。シャバアサナで暫く休み(この時もとても気持ちいい)ブリッジへと移行する。今度は逆向きに反る。これも10呼吸。肩立ち、鋤、ブリッジをセットで三回ほど繰り返すと腰から背中も軽くなり、頭も足もスッキリする。疲れがリセットされる。
サーランバ・サルワーンガ・アサナ 肩立ちのポーズ
甲状腺や呼吸器系機能の増進。便秘改善、精神の安定、胃下垂の改善、下半身の老廃物の排出
わかりにくいのと思うので稚拙なぼくの絵第二弾です。肩立ち、鋤のポーズ共に首、脛椎に怪我などある方は行わないでください。馴れない方は鋤のポーズも手で腰骨のあたりを支えるといいでしょう。
今日も皆様が伸び伸びと気持ちよく過ごせますよう❗️
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?