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撼天中とメビウス行法 (ヨガと氣功5 )

自分の内側のエネルギーが弱ってると感じたとき、取り戻さなきゃ、高めねばと思うとき、ぼくはこちら2つの動きを行う。

氣功の撼天中という動き。撼は回すという意味で、天柱は背骨の事。半跏趺坐または結跏趺坐で坐り背骨、腰、お腹を回していくのだが、只回すだけではない。臍の真裏にある命門を回す感じで、ゆっくりと円を描いていく。
回していると背中や股関節、腰回り、太ももの筋肩、首、いろいろなところがほぐれてくる。背骨を柔らかくすることで自律神経を整え、お腹を動かすことで丹田に氣が集まり、内観もしやすいので脳味噌もスッキリする。続けていくことで、背骨が生まれたときのように柔らかくなっていく。
ヨガでいえば骨盤から背骨にあるチャクラが整っていく。

さらに、メビウス行法、こちらは8の字を描くようにゆっくりと丁寧に回る。撼天柱とはまた、別のところがほぐれてくるのを感じて欲しい。

回数は36ずつ。気持ちがよかったらもっと続けてよい。回転を終えるときは徐々に小さくなるように。ぼくは足を組み換えて、また同じ動きを繰り返す。人によって右足が上の方が組みやすい、または、逆の方が組みやすいという方もいるだろう。両方やることで陰陽のバランス、男性性女性性のバランスも整ってくる。

自分の背骨が地球と宇宙を繋ぐ柱であること、自分が無限大であることを意識して。

ぼくは座って行ったあと撼天柱を立った状態、さらに立った状態から万歳の状態でも行う。立った状態で行うと足首や膝等がよくほぐれる。

全ての動きを終えたあとは、また、坐り直し内観をして、自分の内側をじっくりと感じて欲しい。とても氣持ちの良い感覚を味わうことができる。

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年末で忙しい中、今回もご一読ありがとうございます。前回でも書きましたが、體も心も柔らかくして、寒さと忙しさを乗り越えましょう!
今回の記事の動き瞑想前に行うと坐りやすく、集中しやすくなると思います。敬愛する瞑想家の皆様、是非お試しを❗️

(写真は大隅半島は大崎町にある横瀬古墳という前方後円墳です。)

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