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「なんで私がやらなきゃいけないんですか?」と言われた時、言ってはいけない3つのこと


どうも、可能性を最大限に活かして生きる、マインドフルネスコーチの照井です。


「うーん、やっぱり自ら考え行動する、そんな組織になってほしいなぁ」


仕事柄、経営者の方と組織のお話をすることが多いのですが、「理想の組織ってどんな組織ですか?」とお聞きするとほぼ99.9%の方からこのような答えが返ってきます。一方で、こんなお悩みもお聞きします。


「とはいえね、現実そんな甘くないんですよね。社員から「え、なんで私がやらなきゃいけないんですか?」なんて言われた日には、私も心折れちゃいますよ・・・」


結構あるあるなのではないでしょうか。というわけで今日は、「なんで私がやらなきゃいけないんですか?」と言われた時、言ってはいけない3つのことについて書いてみようと思います。


部下に言ってはいけない言葉①OK!じゃいいや!俺やるわ


上司/心の声)あーめんどくさいぞ!めんどくさい!もういいや、俺やろ。


確かに忙しいですもんね。任せずに自分でやったほうが速いことは鬼のようにあるでしょう。ただ、それを言ったその先、その部下はどうなるか想像できていますか?同じようなシーンが続くと、『言われてもやらなくていい、誰かがやってくれる』という構造が出来上がります。自律型組織と反対方向の組織を作っているのはもしかしたら部下ではないかもしれません。


部下に言ってはいけない言葉②会社でやることになってるんだよね


上司/心の声)はい、でたー。もう決まってるの、私がどうこうっていう話じゃないのよ。


あるあるですね。言いたい気持ちはよくよくわかります。頷きすぎて首がもげるほどわかります。ただどうでしょう。こんな言葉が行き来している会社ほど『ボトムアップの組織を目指しましょう!』なんて言ってたりするわけです。うーん、言われた部下としてはギャップを感じるかもしれませんね。


部下に言ってはいけない言葉③とりあえず今回は頼む!


上司/心の声)頼む!!ほんとに頼むーーー!!!お願いだからやってくれーーー(´;ω;`)(´;ω;`)


こうなったらお願い作戦だ!頼むよ(´;ω;`)という状況もありますよね。本気を感じて人の心が動くこともありますから、もしかしたらやってくれるかもしれません。一方で、この言葉で気になるのが『とりあえず』『今回は』ですね。これを「するっと」言ってしまう方は、一生に一度のお願いを100回くらいしている可能性大ですね。そうなると、部下の方は「今回ってあと何回なるんだよー!」となってしまいますね。


終わりに


いかがでしたでしょうか。極端な例のようにも感じたかもしれませんが、無意識でついぽろっと出やすいのがこの言葉なのかもしれません。もし万が一、どうしてもこのような言葉を言わざるを得ない状況になったとしても、この言葉だけではなく『そもそもどんな目的があるのか』『やった後どうなっている状態を目指しているのか』といった前提や背景の部分をきちんと伝えることが大切ですね。


いやいや、毎回伝えてるんですよね…と思う方もいるかもしれませんが、大切なのは『伝えたのか、ではなく伝わったのか』です。


一人一人の強みを生かしてビジョンを実現していく自走型組織において『人x仕組みx関係性』の3つの要素が大切になってきます。人の違いを理解したうえで(人)、共通の目的や目標に向けて仕組みを活かしながら(仕組み)、強みを生かし合い補い合えるようなコミュニケーションをとっていく(関係性)。こう書くと当たり前のように感じるかもしれませんが、『人は違う』ということを踏まえて、相手に合わせたコミュニケーションをとることを常に心掛けていきたいですね。



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