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学術

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学と術に関するマガジンです。占術、霊術、霊学、陰陽道など、学や術、あるいは道に関する理論や概論をご紹介しています。
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#戦争

各国の牽制

古代の中国において策士家たちは様々な君主を渡り歩きました。 去就については中国だけではな…

護摩の攻撃

護摩修行にも目的に応じてアレンジが行われていました。 実際に降伏護摩を第二次世界大戦中に…

蒸し返される歴史の本音

日本周辺諸国の世論で教科書の問題が相変わらず騒がれています。 確かにおかしなことが書いて…

明石の裏工作

日露戦争の裏で革命を起こすべく奔走していた明石でしたが、政党の連合会議は多くの革命家たち…

運と実力

人の上に立つ者として運の要素が重要であるということでした。 かつて、日露戦争で連合艦隊の…

明石の苦悩

日露戦争の舞台裏では日本の参謀本部より派遣された明石元二郎大佐はフィンランドのシリヤクス…

イギリスとアルゼンチンが見えない世界を大事にしていたら

外交や交渉など、陰陽論をもとに動くことが有効であることが蘇秦の経験によってまとめられました。 しかし、陰陽の動きがバラバラで、後手後手になってしまったのが、イギリスとアルゼンチンが激突したフォークランド諸島紛争です。 近代の話ですから、武力のぶつかり合いと並行して、サッチャーとガルチエリは互いに外交交渉も行なっていました。 もちろん、イギリス軍としては全速力でフォークランド諸島に着くのが良かったのかもしれません。 しかし、政治側で外交交渉が進んでいたのですから、それが進

戦いの法則

謎に包まれていた孫子ですが、その兵法は隠したくなるほど重要でした。 戦いにも法則性という…

フィクションにされかけた孫子

孫子の兵法で有名な孫武です。 軍事化として春秋時代に活躍したものの、生没年は分かりません…

列子の探し求めた自由

列子は謎に満ちた人物です。 紀元前400年頃に鄭の国に生まれています。 (河南省の黄河の南側…

戦いを止めた悪魔

人には神を始めたとした見えない世界への忠誠というものがありました。 しかし、見えない世界…

咒と漢字

中国の古代皇帝や日本のしめ縄など、クロスしている様子は感応道交の咒でしたね。 文字にもそ…

呪術家聖徳太子

日本史において聖徳太子の存在の大きさというのは言うまでも無いでしょう。 しかし、彼もまた…

提婆王と月と太陽

いざなぎ流で7つの祭文を唱え終わると今度は呪詛に関する祭文を唱えます。 呪詛の祭文もいくつか種類があるのですが、最初に唱えるのは釈迦王の叔父である提婆王に関する祭文です。 提婆王はある日、戦争に負けてしまいました。 自暴自棄になってしまった提婆王は、生きとし生けるもの全てを抹殺してやろうと叫びました。 そこに釈迦王が止めに入るのです。 釈迦は日月の将軍に助けを求めました。 日月の将軍というのは、太陽の神と月の神のことです。 日月の将軍は提婆に使いを送り、社を作って