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学術

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学と術に関するマガジンです。占術、霊術、霊学、陰陽道など、学や術、あるいは道に関する理論や概論をご紹介しています。
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#哲学

エポケー概論

インスピレーションを得るために地下とも言える潜在意識にアクセスするということをやりました…

陰と陽の混ざり合い

古代の自然哲学をやろうと思うと、必ず出てくるのが陰陽論です。 陰陽マークは皆さまも見たこ…

列子の探し求めた自由

列子は謎に満ちた人物です。 紀元前400年頃に鄭の国に生まれています。 (河南省の黄河の南側…

自然と儒教

古代の人々は自然というものと向き合い、それを解明するために陰陽論、五行論(木火土金水)や…

荘子と未来学

道家の中で老子は有名ですが、もうひとり有名な人物として荘子がいます。 荘子は紀元前四世紀…

まっすぐの道

老子の自然というものの捉え方は画期的でした。 道徳経と言われ、道と徳の二篇があるわけです…

あるがままの道

老子は道徳というものを唱えました。 自然を生まれては消滅していく物理的なものとして捉えました。 そこから物事には一定の法則で動いているということを見出します。 万物の根元、そしてそれを動かすものを道と名付けました。 道というのも不変ではありません。 無でありながらも、宇宙には万物があるわけですから、有でもあるわけです。 無は何かが生まれる始まりであり、有は滅亡への始まりなのです。 無と有が互いに変化していく作用というのは、はかりしれないからこそ、玄なのです。 この

無名の学

老子について史記には才能を隠し、無名であることと記されています。 その言葉通り、中国の思…

技術の奥にある思想

神道、仏教、道教などが混ざって陰陽道になったわけですが、やっている儀式からどうしても占い…

日本版考える葦

フランスの哲学者のパスカルは人は考える葦と表現しました。 もっともこれは弱い人間が考えて…

煩悩と共に生きる

神話などでも痛快に正義と思われる方々が勝っていきます。 もちろん勝った側においては正義な…

聖なる人とはどういうことか

聖なるとか言いますが、そもそも聖なるというのはどういうことなのでしょうか。 何となく使っ…

天源、運命改変

天源術というものが、歴史に大きく関与していました。 しかし、どういうものなのでしょうか。…

経済繁栄と悪行繁栄

人類の歴史的に考えても、物質的、すなわち見える部分でこれほど豊かな時代は過去になかったでしょう。 しかしながら、この繁栄は悪業の繁栄でもあるのです。 一見すると良いことにも見えますよね。 食べ物はたくさんあるし、色々なところに遊びに行ったりできますし、良いことだらけにも思えます。 しかしながら、世の中物騒です。お腹が空いて盗みに走るとかなら、分からなくもありませんが、これだけ物質的には豊かなのに、欲望で心は惑わされ、怨みが起こり、暴行や自殺、殺人などのニュースが毎日流れて