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視覚障害で不幸にならない生き方

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目が不自由でも不幸にならないための生き方について書いています。
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#網膜色素変性症

目が見えるようになったら?と考えるとのが怖い

目が見えない状態で生活することにだいぶ慣れているので、目で見て行動するのではなく、体の感…

エゴの陰謀にだまされない

自分を現状にとどめさせている要因って、実は自分自身だと思うんです。 僕には視覚障害があり…

僕の視覚障害の遍歴

自分の視覚障害の遍歴を一度ちゃんとまとめておこうと思う。人によく聞かれることでもあるし、…

子どもたちとのかくれんぼ

家の中で子供たちとかくれんぼをすることがあります。僕が鬼で子供たちが隠れます。 僕が目が…

もしかして、障害者のことをわがままって思いますか?

健常者の中には、障害者のことをわがままと思う人がいますか? 僕の周りで、「障害者のことを…

いつか障害を自分の使命と言えるように

ネガティブなことが自分の身に起きたとき、「どうしてこうなったんだろう?」とか、「どうして…

自分の人生ってこの程度?

自分の目標や夢、ビジョンと現在地とを比較すると、そのギャップに凹みます。 夢なんて持たなければ、ライフワークなんて考えなければ、こんな風に凹むことはなかったかもしれません。 これまでの人生を未来へ時間を引き伸ばしたら、これから先の10年、20年、30年はどうなっていくのでしょうか? そんな風に考えたとき、自分はこの先も何も成し遂げられないのでは?と思うことがあります。夢と現実のギャップに押しつぶされそうな感覚に襲われます。もしくは、自分のセルフイメージの低さも感じます。

目が見えないことであきらめていること

僕は視野が狭いという状態の弱視です。この文章は、目で見て書いています。全盲ではないのです…

たくさんの人の意識にのぼると変化が起きる

世の中にはいろいろな社会問題がある。でも、そのほとんどの社会問題をほとんどの人が知らない…

視覚障害があってもなくても「自分が何をしたいか」が大事

人間の持つ五感のうち、視覚が占める割合は約9割と言われています。逆に言えば、視覚が不自由…

自分のハンディキャップに感謝できるようになったら最強だ

ここでいうハンディキャップとは、単に身体障害のことだけではありません。他の人と比較して劣…

夜になったら目が見えないのはみんな同じだと思ってたときの話

だんだん目が見えなくなっていく病気で、治療法がないと知ったのは14歳のときでした。 それ以…

障害者手帳を持つことの抵抗感とは?

先日、目の不自由な方からご相談がありました。障害者手帳を持つかどうか迷われていました。視…

オリンピックを見て、段々目が見えなくなってきていることを実感した

オリンピックは4年に一度。平昌冬季オリンピックの前は、ソチ冬季オリンピックでした。4年前も今回もテレビでカーリングを観戦しました。 カーリングは、視野が狭い僕には観戦しやすい競技です。石は、多少曲がるにしても同じ方向に滑ります。円の上に散らばっている石は止まっています。そのため、限らられた視野でも見やすいです。 一方、例えば、スノーボードのハーフパイプで繰り広げられるトリックを把握するのはちょっと難しいです。スキーのモーグルのターンは動きが早いのが見づらいですし、エアを視