子どもたちとのかくれんぼ

家の中で子供たちとかくれんぼをすることがあります。僕が鬼で子供たちが隠れます。

僕が目が見えないのを逆手に取り、見つかっているのに黙っていると、見つかっていないことになります。しかも、探している最中に隠れ場所を変えたりします。

僕が目が見えないことをうまく利用して子供たちはそれで楽しいのはわかるのですが、僕はこのかくれんぼで悲しくなってしまいました。目が見えないことが必要以上に浮き彫りになる上に、子供たちがくすくす笑っているとバカにされているような気持ちにもなったからです。

子供たちは僕を傷つけようとしているわけではありません。でも、僕がどう感じているかを子供たちに伝えました。今度から僕も楽しめるルールで遊遊ぼうということになりました。

一方、僕が悲しい気持ちになったのは、普段から自分の中にその気持があるからです。自分で自分のことをバカにしていたり、心の奥に悲しみを押し込めていたりするからです。そういう部分に光が当たるのは悪いことではありません。この機会に自分の中にある感情に寄り添うことが大切です。

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