視覚障害があってもなくても「自分が何をしたいか」が大事
人間の持つ五感のうち、視覚が占める割合は約9割と言われています。逆に言えば、視覚が不自由になると、五感が得られる情報のうちの9割を失うことになります。
その結果、不便なこともたくさんあるけれど、目が見える人生を歩むよりも自分と深く向き合うことができているのではないかと思います。
そして、「目が不自由だから~ができない」ではなく、いろいろ不自由なことがあるからこそ「自分は何がしたいのか」がまずます重要だと感じています。
自分の健康状態、経済状態、人間関係、時間の余裕など、どんな条件下であっても、なるべく条件に振り回されることなく自分のやりたいと思うことをやって生きたいです。
何かやりたいことがあるにもかかわらず、それをあきらめてしまうことほどもったいないことはありません。
生きることのもっとも大きな喜びは、経験することだと思います。
何を経験し、何を感じるか。それこそが人生で最も大事なことです。
理性では、「それをやってもどうにもならない」と思うようなこともあるかもしれません。
例えば、コンビニに寄ってアイスを買って帰りたいと思ったとき、それをしてもどうなるものでもないと思うかもしれません。
でも、少しでも一瞬でも「そうしたい」と思ったことを捉えて行動に移すことの積み重ね、連続によって、生きる喜びや生きがい、使命感が拡大していきます。
あなたが感じる幸せは、この世界にとっての幸せでもあります。
だから、一人ひとり、もっと幸せになってもいいんです。
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