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ポイッと入れるだけで美味しい!〜ローリエのおすすめの使い方〜

こんにちは。大家輝です。

今日はローリエのオススメの使い方について、お話します。

「ローリエって見たことあるけど、どう使うの?」
「煮込み料理に使うって聞いたことあるけど、どういう効果があるの?」
こういった方はぜひ、読んでみてください。

結論から言うと、ローリエはお肉などの煮込み料理や、ピクルスに使うと、とても美味しく仕上げることが出来る名脇役です。
このローリエを使い方が分かれば、プロの料理の味にぐんと近づけます。本当にオススメの食材です。

それでは、ローリエについての説明をしていきます。

■オススメの使い方

ローリエのオススメの使い方はこちらです。

・主に煮込み料理で使おう
・ピクルスなどの酢漬けにもオススメ
・お肉や魚と一緒に寝かそう

この3つが分かっていれば、だいたいローリエの使い方が分かったと思って頂いて構いません。いろんなローリエの使い方がありますが、だいたいこの3つに集約されます。それでは、それぞれについてお話していきます。

【主に煮込み料理で使おう】
ローリエはやっぱり煮込み料理に使うと、抜群の効果を示してくれます。

ローリエは別名『月桂樹』とも呼ばれるハーブのひとつで、香りの特徴はほのかな甘い香りと、ミントのような清涼感の香り、胡椒のようなスパイシーな香りを持っています。

この香りが料理にめちゃくちゃ良い香りを加えてくれることで、料理をより美味しくしてくれます。ちなみに、お肉を煮込むような料理との相性が抜群です。ローリエの爽やかな香りが、お肉の臭みを消してくれるからです。

例えば、シチューやカレー、赤ワイン煮込み、トマト煮込みなどの料理とは相性がとてもいいです。あとはチャーシューや豚の角煮を上品な味に仕上げたいときは、ローリエを使うのもOKです。

ちなみに、ローリエは香りがしっかりしている食材なので、入れすぎには気をつけましょう。1〜8人前を作るぐらいなら、1枚でも充分効果はあります。

【ピクルスなどの酢漬けにもオススメ】
ローリエはピクルスにもオススメです。

ピクルスに入れた方がいい理由は2つあります。1つはピクルスの香りに深みを足せること。もう1つは、防腐効果として使えることです。

香りは煮込み料理の時とほぼ同じ効果があります。また、このローリエの香り成分が殺菌・防腐効果も同時にあわせ持っています。なので、ピクルスや魚の酢漬けといった長期保存できるような料理には、ローリエを入れた方が美味しくなるし、長持ちするのでオススメです。

使い方はローリエ1枚を酢液に加えるだけでも良いですし、より香りを楽しみたい場合は酢液に入れて一回煮出しましょう。この時、ローリエを折ったりして細胞を傷つけると、より香りが流れ出しやすくなります。

こんな感じで入れるだけで、大丈夫です。非常に簡単なので、ぜひ皆さんもやってみてください。

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【お肉や魚と一緒に寝かそう】
お肉や魚とローリエ、オリーブオイルと一緒に冷蔵庫で保管しておくだけで、臭み消してくれて料理が美味しくなります。

お肉は全般的に相性が良いでしょう。魚は赤身魚や青身魚などの臭いが強い魚との相性がいいです。ローリエは香りが強いので、白身魚のような淡白な魚に使う場合には香りを移しすぎないように気をつけましょう。

身にオリーブオイルを薄く塗って、その上にローリエを貼り付けて冷蔵庫で保存するだけで美味しくなりますので、ぜひお試しください。

■実践

それでは、実際の使い方を説明していきます。ここでは煮込み料理に使うときのやり方と注意点について、説明していきます。

ピクルスや寝かせる手順に関しては、比較的かんたんなので割愛させて頂きます。もし、詳しいやり方を知りたい方はコメントなど頂けると助かります。

【煮込み料理でのローリエの使い方】

煮込み料理でのローリエの使い方はめちゃくちゃ簡単です。基本は鍋にローリエを入れるだけです。これだけで料理がぐんと美味しくなるので、本当にオススメです。

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まず、冷めたフライパンに油を入れます。そこにローリエを入れましょう。

そしたら弱火にして、ゆっくり熱を加えていきましょう。この画像ではにんにくが入っていますが、ここではあんまり気にしないでください。

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すると油がシュワシュワしてきて、ローリエのめちゃくちゃ良い香りがしてきます。このゆっくり熱を加えられていく過程で、ローリエの香りが油にゆっくり移っていきます。

あとは他の具材を鍋にいれて、そのままいつも通りに煮込み料理を続けるだけで大丈夫です。どうですか?めちゃくちゃ簡単ですよね。たったこれだけでローリエの香りが料理に拡がって、上品な味わいに生まれ変わります。

【入れるタイミングを変えて香りを調節する】
ローリエは入れるタイミングを変えることで、香りの抽出量を調整することができます。

例えば、白身魚などの淡白な味を活かしたいときは、ローリエの香りがかえって邪魔になることもあります。そんな時は油を熱するところから始めずに、全て具材を入れおわって煮込む段階で、ローリエを入れれば大丈夫です。どんな料理をするのか、どういう食材を主役にしたいかで臨機応変に使い分けるといいでしょう。

とはいえ、家庭料理をするぐらいだとローリエを入れるだけでも劇的に美味しくなりますので、まずはとりあえず入れてみることから始めてみましょう。

■まとめ

以上がローリエの話になります。

ローリエを煮込み料理や、ピクルスなどの酢漬けに使うと非常に美味しくなります。とても上品な香りがするので、これをポイッと入れてしまうだけで、プロの味に近づける料理の名脇役です。

めちゃくちゃ簡単に使えるので、ぜひ皆さんも煮込み料理やピクルスを作るときは使ってみてください。

今日は以上になります。
ここまで読んで下さった皆さん、本当にいつもありがとうございます。
また、宜しくお願いします。


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