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本をこそだての味方に

Terrakkoでは、いつも
たのしい学びをこころがけています。

基本はオンラインクラスですが、
クラス時間以外の家庭でできる学びも
提案しています。

その理由は、
五感や肌や体で感じながら学ぶことが
こころや思考の発達には必要だからです。

本という媒体は
世界中で昔から使われており
学びのために活用されてきました。

自分のスピードで
何度もページを行ったり来たりしたり
ずーっとひとつのページを
眺めていることもできます。

それは学びにとって
本当にとても
大事なことです。

子育ての中で
本をうまく使う事で
子供たちの成長を助けることができます。

子供の学び・成長は
指導者・サポートする側の
学び・成長でもあります。

むずかしいからこそ
おもしろいです。
達成感も
倍増です。


使い方 其の一:
安心を与える

お気に入りの本が
そばにある毎日

信頼している人の声で、
自分のスピードで、
何回も読める毎日

この習慣は、
こころの安定につながります。

こころが安定すると
脳がむずかしいことを
受け入れやすくなります。


使い方 其の二:
知らないことを知る

図鑑、辞書、辞典系などの本は
知らないことを自分で調べるという
習慣をつけます。

でも調べるには
調べ方を学ばなくてはなりません。

はじめのうちは
ひらがなの並び方も
わかりません。

何度も教えてあげても
調べるのにもとても
時間がかかります。

でも、
根気よくできるようになるまで
見守ります。

そして
自分の力でできるようになると
とんでもないスピードで
新しいことをどんどん
自分で調べるようになります。


使い方 其の三:
時間の区切りに使う

睡眠は
とても大切な時間です。

おいしくたのしく
晩御飯を食べて
ゆっくりと
お風呂に入っってから、

毎晩、寝る前に
本をよみきかせする習慣をつけると
楽しみと、安心が一緒にやってくるので
素直に寝るようになります。

聞こえるのは
虫の声や自然の音と、
本を楽しむ声だけ。

贅沢な時間です。

睡眠の質も上がるので
脳もきちんとお休みができます。

そうすると
次の日も
新しいまなびが
できる脳が
まっててくれます。


使い方 其の四:
未知の世界にひたる

本は開くだけで
未知なる世界に連れて行ってくれます。

そして閉じるだけで
現実に戻してくれます。

まるでマジックです。

すばらしい挿絵や
すばらしい文章で
こころを動かし
考えさせてくれます。

デジタルツールの
強い刺激を求めるのではなく
静かで穏やかな
もっと学びたいの欲求が作られてゆきます。

多くの本に触れることで
今いる現実とは異なる世界がある事を
ゆっくりと穏やかに知る

それは子供にとっても
大人にとっても
とてもとても
大切なことです。


デジタルの世界が
どんなにこれから広がっても
子供たちが本を手に取って楽しむ時間を
守ってあげてください。

デジタルツールは
便利な道具です。

パワフルな道具なので
使い方をまちがえると
大きなしっぺ返しが来ます。

デジタルツールは
脳の発達が未熟な子供ほど
影響があるという研究結果

海外では出ています。

MRIを使った研究でも
言語発達などの遅れ

発表されています。

子供たちとの
時間を自分も楽しみながら
学びを進めてゆく、
見守る学びが大切です。

子育てを楽にする方法なんて
ありません。
そして、
子育ては大変な仕事です。

どのようにかかわるかを
楽しくなるように
工夫する
それしかないのです。

なので、
覚悟を決めて
楽しくかかわりましょう。

子供の時に
自分がほしかった絵本や図鑑
子供たちと一緒に楽しみましょう。
大人が楽しそうに学びを行うと
こどもも楽しく学べます。

おすすめする作家さんや本たち:

福音館シリーズ

安野光雅さん/はじめてのすうがくなど
すうじ・ことばの不思議と魔法がいっぱい

広野多珂子さん/ねぼすけスーザ
外国の田舎生活と人とのかかわり

秋山あゆ子さん/くものすおやぶん
べらんめえ口調の虫たちの世界

二見正直さん/もっとおおきなたいほうを
人間のあさはかさ

にしむらあつこさん/ホネホネさん
やさしいホネの郵便屋さん

らる・いしはらさん/のどかとそらのおもちゃなど
のどかとお友達の不思議な世界

図鑑など

かず・かたちの図鑑/どんぐり算数のお供
言葉図鑑 10巻/五味太郎さん/語句を増やすお供
冒険図鑑/野外生活・外遊びのお供
こども大百科大図解/知りたいをふくらます
漢字をおぼえる辞典/五味太郎さん/小学生にはこれ!

五感で遊ぶ本

駒形 克己さん/ごぶごぶ ごぼごぼなど
布絵本/しかけ絵本/工作絵本など

知りたいから
作りたい・やってみたいに
つなげましょう。

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