#591 壁を乗り越える
人は、新しいことをなかなか受け入れることができない。
防衛反応を働かせてしまう。
そこを乗り越えることができれば、いつしか「習慣」となっていく。
しかし、そこまではいくつもの壁を越えなければならない。
一体、いくつの壁を乗り越えればいいのだろうか。
①知識の壁を越える
まずは「頭でわかる」ことから始まる。
知識の壁を乗り越えることで、「わかる」状態となる。
全てのスタートはここからである。
②納得の壁を越える
「頭でわかっても腑に落ちない」ことが多々ある。
次の壁は「納得」である。
人は、納得することで、行動のスイッチが入るのだ。
「腑に落ちる」ことで次に進むことができる。
③行動の壁を越える
腑に落ちれば、次は実際に行動することになる。
とにかく「やってみる」のである。
④同調の壁を越える
行動しても、「周りの目」が気になる。
時に日本人は同調圧力を気にするので、なかなか周りと違うことをすることができない。
この壁はけっこう高いのである。
そこを何とか乗り越えることで、大きく飛躍する。
「周囲を気にせずやってみる」ことが重要なのだ。
⑤理解の壁を越える
行動を続けることで、その「意味」を理解することができる。
本質的に「分かる」ようになるのだ。
ここまでくれば、他人に説明することもできるようになる。
⑥技術の壁を越える
理解が進むと、技術が向上してくる。
「できる」状態になる。
「うまくなっている」と自分でも感じることができる。
⑦継続の壁を越える
最終的な段階に行くためには、「継続」しなければならない。
とにかく「し続ける」ことが重要だ。
自分に負けず、怠らず、継続することを心がける。
⑧習慣の壁を越える
ここが最後の壁である。
ここを乗り越えることができれば、いつしかその行動は「習慣」となっている。
「いつもしている」状態となる。
行動が「自動化」される。
無意識にできるようになる。
まさに最強である。
このように、習慣化するまでには、たくさんの「壁」を乗り越える必要がある。
それは大変なことだが、それらを乗り越えた先に「今までとは違う世界」を見ることができるだろう。
壁を乗り越える人生を歩んでいきたい。
では。
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