#307 二つのPBL
教育界には二つのPBLが存在する。
一つは、プロブレムベースドラーニング、いわゆる問題基盤型学習である。
これは主に教師から課題や問題が与えられ、子どもたちが協働して解決していく学習だ。
教科の知識やスキルを獲得することが目的である。
もう一つは、プロジェクトベースドラーニング、いわゆる探究型学習だ。
これは主に子どもの疑問や問いから学びがスタートする。
汎用的なスキルを獲得することが目的である。
教師は「問いや課題が誰からスタートするか」、そして「目的は何か」によって、二つのPBLを区別し、学びのスタイルを決めていくことが重要だ。
特に後者の探究型学習はアメリカをはじめ、日本でも広がってきており、注目を浴びている。
どんどん授業に取り入れていきたい。
では。