大歓迎😄航空機のマスク解除✈
公共交通機関のマスク義務に違法判決。フロリダ連邦地裁
4月18日 アメリカ合衆国フロリダ州の連邦地方裁判所は、公共交通機関でマスク着用を義務付ける事を「違法」と判断しました。これは、アメリカ国内での話ではありますが、早くも航空会社では国際線を中心にマスク解除に動くと思います。私もこの動きには賛成です。
長距離移動でマスクは苦痛。
飛行機や鉄道は主に長距離移動に使われます。例えば、日本とアメリカ本土を移動するだけで少なくとも8時間以上はかかります。そして、大抵の方はその時間を決して広くはない座席で過ごします。その状態でマスク付けっぱなし(実際は飲食で外す時間はありますが)は相当苦痛な筈です。鼻と口を塞がれますから、呼吸だってしずらくなりますよね。下手すると酸素濃度が低下して倒れる人がいてもおかしくないと思います。
また、マスク着用だけでも苦しいのに、喋るのを控えろ(黙食なんて私嫌ですけど)なんて事になったら、乗客同士のコミュニケーションも取れない事になり、閉塞感が漂うばかりか治安が悪化しそうで怖いです。長時間長距離移動する空間こそ、face to faceのコミュニケーションが安心して移動するのに大切だと思います。
今の所、マスク解除はアメリカ系の航空会社だけですが、他国の航空会社も徐々にその動きに追従するでしょう。日本の航空会社も条件を整えてマスク解除に動かないと、国際線の競争は負けると思いますよ。
コロナ対策という名のサービス低下問題。
ここからは日本国内の話になるのですが、日本の公共交通機関は、この2年間にコロナ感染予防という口実で、サービス低下を平然とやってきたという気がしてなりません。
例えば、新幹線や特急列車はグリーン車も普通車も回転リクライニングシートが採用されています。これは常時進行方向に座席を向けるのが主目的ですが、座席を向かい合わせにもできます。旅行やレジャーではそういう使い方をする方も多いでしょう。ところが、最近は感染対策と銘打って向かい合わせ禁止になっています。ビジネスならまだしも、家族旅行等で向かい合わせできないのってかなり苦痛です。更に、飲食物のワゴン販売も一部を除いて廃止されていますよね。また、新幹線のグランクラスでもそれを口実に食事の提供を廃止する動きもあったりと、コロナ対策なら儲からないサービスは廃止できるという悪い方の動きが加速しないといいんですけどね。
マスク着用義務付け撤廃は、アメリカ国内の地裁での判決に過ぎないのですが、公共交通機関はどうあるべきかという事を世界中に問いかけた判決だと思います。地下鉄の様な短距離移動から、航空機や国際列車といった長距離交通に至るまで、なるべく苦痛を伴わずに快適に移動するには、何が大切かしっかり議論して仕組みの再構築をしてほしいですし、そのために私たちも各自の考えを発信して協力していく事も大切です。