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さいたま市のハイブリッド授業

我が家には小学校2年生の息子がいます。8月26日から2学期が始まりましたが、感染予防対策でオンライン学習を選択しています。ところが、今日は保護者面談でどうしても学校に行かざるを得なくなり、登校する事に。そこで先生にお願いして教室での授業を見学させて頂きました。一保護者が授業を見る機会はなかなかないので、貴重な時間を頂けました。

教室から見たハイブリッド授業

ハイブリッド授業は、教室での授業をネット会議システムで中継して、自宅で観られるようにする仕組みです。自宅から発言する事もできます。これを教室側から見てみたらどうだったか、という話になります。

この日は算数、国語、図工の授業でしたが、オンライン学習の子ども達が参加しやすいように良く考慮されていました。授業の進行はややゆっくり目で、問題演習を中心に個別学習をサポートしていくスタイルでした。教室だと物足りないかもしれませんが、自宅のパソコンで通常通りの授業だと多分集中力が続かないのでしょう。その代わり、教室でもオンラインでも子どもたちは積極的に質問したり、解けた問題を先生に見せに行ったりしていたので、参加しやすさを良く考えている先生だと実感しました。

そして、ハイブリッド授業の真骨頂を見せてくれたのが、図工でした。それは画用紙に何色かの絵の具を垂らして、紙を動かして線画を描くという内容でした。これなら、それ程時間はかからないですし、家庭にあるものですぐにできますから、教室でもオンラインでも同時に創作できますね。

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2年生の図画工作教科書より。

この他、こちらはオンライン参加でしたが、子ども達の作文発表もありました。これも凄く良いですよね。

ハイブリッド授業が発展すると

今後、教室とオンラインとの併用が普通になってくるでしょう。そうすると、小学校でも教科担任制への移行が早まるかもしれません。極端な話、オンライン授業であればクラスはあまり関係なくなるでしょうから、時間割を各自組み合わせて、科目毎に専門の先生から授業を受ける可能性もあるでしょう。一方、体育等もあるので完全なオンラインはできないと思います。今は試行錯誤の中だと思いますが、家庭でオンライン学習ができるという事を良い方向で捉えて、私も親として、子どもの可能性を伸ばせるようサポートしていきたいと思います。

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