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【メンバー紹介①】 TERASIA 日本チーム


2018年11月にフェスティバル/トーキョーで『テラ』という演劇作品を発表した日本のチーム。4人の中心メンバーを紹介します!(文:坂田ゆかり)

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演出 坂田ゆかり

https://yukarisakata.com/

1987年東京生まれ。東京藝術大学音楽環境創造科卒業後、全国の劇場で舞台技術スタッフとして研鑽を積む。2014年、アルカサバ・シアター(パレスチナ)との共同創作『羅生門|藪の中』を演出(フェスティバル/トーキョー14)。近年は展覧会という形式に演劇の技術や考え方を応用させる実験を重ねている。建築家ホルヘ・マルティン・ガルシアとの長期プロジェクト『Dear Gullivers』は、第16回ヴェネチア建築ビエンナーレ(2018)のスペイン館に参加。既存の物語と協働を手段として、地域社会への芸術的介入を試みる。


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出演 稲継美保

1987年生まれ。俳優。東京藝術大学在学中より演劇を始め、舞台を中心にフリーランスで活動中。これまでに、岡崎藝術座、サンプル、チェルフィッチュ、ミクニヤナイハラプロジェクト、バストリオ、オフィスマウンテン、東葛スポーツなどの作品に出演。また、2019年にはポーランドとの国際協同製作で演出家マグダ・シュペフト「オールウェイズカミングホーム」に出演するなど、国内外問わず幅広い役柄をこなし、枠にとらわれない活動を行っている。
坂田ゆかり演出作品では、「BOMBSONG」(2008)、「プロゼルピーナ」(2009)、「ハイル・ターイハ」(2017)、「テラ」(2018)に出演している。


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音楽 田中教順

1983年生まれ。ドラマー・パーカッショニスト/作曲家。東京藝術大学在学中より演奏活動を行う。
ジャズミュージシャン菊地成孔主宰のdCprG等で活動後、博士号を取得(学術)し、現在「抱きたいリズム」をモットーに世界を旅するリズム大好き大学職員。自身のユニット「未同定」やラテン・ジャズバンド「Septeto Bunga Tropis」などで演奏活動を行っている。
近年はミャンマーの打楽器を主体とした伝統音楽「サインワイン」の研究・習得をミャンマーの国立文化芸術大学にて行っている。
坂田ゆかり演出作品への参加は「テラ」(2018)が初。2019年には本作でチュニジア公演も経験。


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ドラマトゥルク 渡辺真帆

1992年生まれ。東京外国語大学アラビア語専攻卒業。パレスチナ・ヨルダン川西岸地区留学中に演劇と出会い、坂田ゆかり演出『羅生門|藪の中』に通訳・翻訳で参加。以降、舞台芸術の国際共同制作や来日公演、ワークショップに通訳・字幕翻訳・コーディネート等で関わる。演劇作品の翻訳にヴァイツマン『パレスチナ、イヤーゼロ』(フェスティバル/トーキョー17)、ガンナーム『朝のライラック』(さいたまネクストシアター / 第12回小田島雄志・翻訳戯曲賞受賞)、カナファーニー『帽子と預言者』(名取事務所)。国内外で芸術、メディア、国際協力など他分野の人と言葉と協働する。


初演情報


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