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今更ながら劇場版BLUE GIANT観てきた(時々京都観光)

GW旅行記更新の途中ですが。

ネタバレは、ありませぬ。
話が逸れまくります。
旅情報も織り交ぜながら。

もんのすごく、久々の映画館での映画鑑賞してきました。
映画館、5年以上ぶり、かな?

私は涙腺弱々ですぐ泣いてしまうので、映画館で映画を見ることは極力避けてきた。
映画館でイタリア映画のLife is beautifulを観て、席立てなくなってから。涙と鼻水に溺れて死にかける。

そんな私が気になっていた映画がある。
ちらっと、2月公開時に映画の告知をみた記憶があって、頭の隅にその名前が残っていた。
Blue Giant

原作コミックを、読む

話は遡り、先月5/13 。
いつものスーパー銭湯の岩盤浴エリアにある漫画コーナーのオススメ棚に、その名前を見つけたので手に取ってみた。

ブルージャイアント。

もうね、最初汗のふりしてタオルでなんとなく拭ってたけど、誤魔化しきれないよね。
スーパー銭湯で号泣。
こちらの漫画、3部構成で、映画になっているのは第一部。全10巻。
スーパー銭湯では読み進めるの限界が来て、4巻でその日は終了。

翌日5/14 コロナ以来久々にLive spot RAGへ大好きなミュージシャンのライブを見に行った。
家から1時間の距離にも関わらず、旅行支援もあるし、翌日午前半休と、ホテルを取っていた。

そのホテルが。
ザ エディスターホテル京都二条 Comic & Books

ほぼ漫喫か、というくらいの漫画の量一万冊。素晴らしいことに、10冊まで部屋に持ち込むことができる。

漫画コーナーがすごい
シンプル十分なお部屋
貸し出し6冊。

15時チェックインから6冊借りて続きを読み、夕方から素晴らしいライブに向かい、ライブの興奮が冷めやらぬうちに、また続きを読む。
ライブの熱と、漫画の熱。
漫画には音がないのに、ずっと脳内爆音がいちいち流れるので、5冊読むのにものすごく時間かかるのだ。
その表現力、熱量に圧倒される漫画だ。

しっかり読みたいのに、あと一冊。眠気が。
諦めて眠り、朝6時に最終巻を読み始める。
最終巻、あかん。
もう、ずっと号泣。
ちょっと呼吸困難なるくらいに号泣。
泣き腫らした目のまま、第二部を読み始めようと本をとりに行くが。
まさかの貸出中。
こんな、一万冊もあるのにかぶるなんて。
残念だったが、同志がいると嬉しくもなった。

おススメ喫茶店 チロル

急に旅情報をねじこむ。
5/15 朝から雨が降ったり止んだり。楽しみにしていた葵祭も延期が決定。
宿は二条城の南側。
漫画が貸出中だったので、行ってみたかった喫茶店にモーニングを。

看板可愛い。

注文したのはたまごサンド小とカフェオレ。安定のうまさ。
本当はカレーとナポリタンも食べたかった。
平日朝から結構人いっぱいだったが、ちょうど窓際おひとり様席が空いててよかった。

道中、神泉苑があったのでお参りを。
しっかり京都観光できた気分。

神泉苑のアヒル
神泉苑

音楽と私

またまた話が逸れるが、
私は中学の頃、吹奏楽部だった。
姉がSAXを吹いていて私もそれがよかったが、人数の関係で別の楽器、ホルンに。そこで、楽器演奏の楽しさを知る。

社会人になって、最初の会社で先輩がジャズ好きだったこともありCD借りたり、ライブに行ったりしてジャズに触れた。
そしてゴスペルに出会って、自分も歌うようになった。
生のライブの素晴らしさを知る。

音楽が、好きだ。
音にまみれて、グルーヴに身を委ね、その世界に入り込むのが、たまらない。

この漫画に出会って、足元にも及ばないが音楽を学ぶことの楽しさと難しさ、ライブの魅力を知ってて良かったと心から思う。

今朝、思い立つ。

先週、いつものスーパー銭湯で、ブルージャイアント第2部を読破した。
今日も朝から第3部を漫喫いや、満喫しようと思っていた。
ふと、そういや映画ってまだやってるのかな?と検索したところ、数は減ったがまだいくつか上映してる。
その中で、出町座 クセツヨLive音響、という文字を見つけてしまって。

出町座HPより

号泣確定なので、あえて映画館でみようと思っていなかったのだが、いい音響でだったら聴いてみたかった!!そして、できてからまだ一度も行けてなかった出町座に行けるチャンスが!
これは!!!と、居ても立っても居られず、出町柳行きを決めるが。
今朝は風呂も入ってないしととのいたい。
ので、ほぼ起床と同時に自転車とび乗ってオープンの6時から朝風呂いただき3度ととのってから9時半の電車で京都へ。

下鴨神社

出町柳まで来たら、必ず寄るのが下鴨神社。
糺の森、河合神社あたりに、これまでなかった小さな紫陽花がたくさん!

株小さいのにもう咲いてる。

今年植えられたとみられる。
これから、紫陽花の名所に加わりそうな予感。

ランチ

開演30分前、腹が減った。
桝形商店街入口にあったうどん屋 下鴨ごん蔵さんへ。
時間、あまりないやん。
カレーうどんをすごい勢いで流し込む。汁飛ばしまくる。エプロンもらって良かった。汗だく。

ようやく、出町座へ

前置き長すぎました。ようやく出町座へ。ここ、ほんま素敵や。映画見なくてもカフェ、本屋として楽しめる。

食券の券売機でチケット購入。

あまり席残ってなくて、一番前に。
すごいな。公開から半年近く経つのに。
館内は広くないので、スクリーンさわれそうな距離。
画面は小さいが、スピーカーがたくさん。
映画、始まると。
本当にライブを聴いているような音。脳内再生してた音が、リアルに。
ブレスの音、キーを抑える音、楽器のビリビリした共鳴。目の前で吹いてる臨場感が凄い。
あと、LPレコードを店で流すシーンの音がすごい良かった。
さすがクセ強音響。

話の流れはコミックで知っているので、後半どうしても泣いてしまうシーンの前に、気合入れたが、やはり堪えられず。まあ、気合い入ってなかったら号泣でどえらいことなったと思うが。
上映時間が日によって変わるようで、夜の回は普通の音量らしい。昼間に行けてよかった。

明日から始まるフランスの映画祭でも上映されるみたいなので、こちらの映画再注目の予感。
素敵な作品に出会えて良かった。
第3部、早く読みたい。
(スーパー銭湯でなく、自腹で買えよって話ですが)

パンフレットと帰り道

映画館で見たら基本パンフレット買ってしまうのだが、こちらは、LPレコードジャケット仕様なので、でかい!ちゃんとレコードに見立てたパンフがジャケットに入ってる。
持って帰るの、結構大変。
出町座のエコバッグ買おうとしたら、そこには入らないサイズだった。
しかしこのパンフ、素敵や。
書体も、色合いも、ブルーノートの印刷物、レーベルっぽい。カッコええなぁ。

撮影、京都御所

帰り、京都御所にも寄ってみた。こ
のベンチでまったりとコーヒーでも、と思ったが、ものすごく虫さんたちの楽園だったので早々に退散。

鴨川河川敷

鴨川沿いを歩いて出町柳へ戻る。
道中、SAXを吹く準備をしてる青年がいた。
このパンフをめっちゃ主張したいし語りたくなったが、心の中で応援するにとどめて前を素通り。
しかし、にやけてガン見してたからキモかったと思う。
すまん。

ああ、音楽って、映画って、本当にいいもんですね。

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