「困っている方に必要な情報を届けたい」という姿勢に情報は集まる。
文科省では広報戦略アドバイザーを務め、経産省では「未来の教室」教育・広報アドバイザーの肩書を頂戴し、一般社団法人ICT CONNECT 21では広報担当として毎週金曜にメールマガジンを執筆・配信。
「GIGAスクール構想」の情報集積サイト「GIGA HUB WEB」の企画・開発、そして運用も担当させていただいているため、「教育領域の広報」が今の自分の多くの仕事を占めています。
昨日はいろいろ調べていたら、「GIGAスクール構想」の下、iPadを導入した岐阜県北方町の小中学校のiPad活用ガイドブックなるものを発見し、「こりゃいいものを見つけた」と思って「GIGA HUB WEB」へ掲載。
4月からipad活用を試みようとしていた教委の方からお礼と共に「どうやったらあんな情報見つかるんですか?」と質問を受けました。
うまい見つけ方なんてなく偶然なんですが(笑)
ただ、偶然を生む情報の引き寄せ方があるとすれば、私の情報収集および発信の姿勢が「私が必要な(情報を)欲しい」ではなく、(私が成し遂げたいミッションに向かうために)「困っている方が必要な情報が欲しい」というところかなと思います。
この姿勢から
・(何らか)「困っている方」がどこにいるか調べる、いつもモヤモヤ考える。
・「困っている方」が「(その瞬間において)何が必要か」の肌感をつかむ(マーケティング感覚、というものがあるとすれば、そういうものです)。
・その情報が届けられておらず、かつ、自分が関わっている仕事などの中で、知恵と汗で解決できるようであれば、それをやる(=情報を発信する)。
という行動が生まれます。
Googleアラートなども活用はしていますが、それだけでは厳しいです。
技術の活用だけでは情報のベクトルが自分に向かうだけで、それを「困っている方」に必要なベクトルに向けるには、技術+(活用する人間の)姿勢(そして知恵と汗)が絶対的に必要です。
私のところに情報が集まり、そして(「広報」を仕事として)皆様に届けられているのは、このような姿勢から、だと思います。
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