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24周年を前に ②

2024年3月6日に寺子屋は24周年を迎える。

昨年の今頃、23周年を迎えるにあたって↓↓ようなことを書いていた。

寺子屋かめいは「英語塾」、「英語教室」だ。
英会話塾でも、英会話教室でもない。

私は、英会話を教えるという意味がわからない。
英会話を学ぶという意義がわからない。

というより、

英語を学び、異文化を学び、日々の生活に真摯に向かっていれば、「会話」というものは自ずと身についていることだと思っている。

だから、子どもたちにも、大人にも、英語を教えながら、いろんなことを伝えたいと思っている。

私もアメリカで過ごした高校生活の最初の頃、YesのあとのI doやI amすらスムーズに出てこず、苦労はした。

でも、私らしく、私のできることを1つずつしていく形で今もなお続く友情を培う10か月となった。英語が上手に話せているかどうかはわからないけれど、少なくとも、テキサスにいる私は、日本にいる私と同じ人でいられた。

私が、40年以上英語を学び続けて、今、外国語学習は、ただただ、人として当たり前のことを学ぶことの1つの手段だと思うー

人と会ったら、あいさつをし、ぶつかったら謝り
何かをしてもらったら、感謝する
相手に何かを聞かれたら 返事をし
疑問を持ったり、わからないことは人に尋ねる

必要なことを聞き、助けが必要なときは求め
相手の希望を聞き、相手が必要な手を差し伸べる

それをするために、「言葉」がある。

人との交流には楽しいことばかりではないし
悲しいことも、嫌なこともある。

でも、人が社会で生きていくには、人との交流を続けなければならないし、続けていきたい。

そのために少し、違った角度から、人を学ぶことが外国語学習の醍醐味だと思っている。

そして、25年目もそんなことを伝えながら、子どもたちの成績が少しでもあがって、彼らの人生が楽になれば良いなと願っている。


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