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【note de お悩み相談 ~教えてひろみ先生~】 学生の名前を覚えるコツはね~

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【note de お悩み相談 ~教えてひろみ先生~】とは
大手日本語学校の養成講座で現役で教えるひろみ先生が、noteを舞台に悩める新米先生に目からうろこのテクニックをレクチャー!
普通の養成講座ではなかなか聞けない学習者とのあれこれや日本語学校でのあれこれをお話しします!
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多くの日本語学校は10月期の新学期が始まってそろそろ丸3週間が経とうとしています。

が、

なかなか留学生の名前が憶えられない先生(特に成り立ての先生)も多いのです💧

幸いなことに私は日本語教師を始めたときから、1回目の授業でクラスの学生の名前を覚えることができるのであまり悩んだことはないのですが・・・

そんな中、新学期スタート直後の職員室ではこんな会話が聞こえてきます。

ヒロミ: 今回のクラスもいいクラスですね~
    (出席簿を順に追っていきながら)
     Aさんはとても元気でクラスのリーダーになれそうですね。
     Bさんはもうすでにアルバイトを始めているようで、ちょっと
     様子を見たほうがいいかもしれませんね。
     Cさんは・・・

新米A先生: 先生、ちょ、ちょっと待ってください💦メモを取ります。

ヒロミ: Cさんは~(以下省略)

新米A先生: ヒロミ先生、どうしてそんなにすぐに名前が憶えられるのですか?私なんか、1週間経ってもなかなか名前が憶えられなくて大変です。

ヒロミ: 確かにね~
     私は特技なのかもしれないけれど、それでもいろいろ自分なりの試行錯誤はしてきたかな。
     例えば~

*出席簿の横に備考欄で特徴を書く ➔ 時間がかかる
*テストのときに机間巡視をする  ➔ 初日からテストはない
*座席表を作って覚える  ➔ その座席表があればいいけれど、学生を探すのに時間がかかる
*一番初めの出席を取るときに学生の顔をちゃんと見る ➔ どゆこと?

チームティーチングなので、授業後にクラスの引き継ぎをします。学生の名前は憶えておかないといろいろ支障をきたしてしまうので、できるだけ早く憶えたほうがいいですね~
とは言え、得意不得意ということもあります。

人によって憶え方はさまざまなので、結局は自分なりの憶え方というところに辿り着きますが、「それを言っちゃ~おしまいよ!」ですね!

*一番初めの出席を取るときに学生の顔をちゃんと見る

これがとても大切です。出席を取るとき、名前を間違えていけないとついつい出席簿に目を落としがちですが、名前を呼んだあとでもいいので

「〇〇さん、よろしくお願いします!」

とその学生の顔、正確には目、もっと正確には左目を意識して見るようにします。しかも学生を見る私の目も意識をして左目で見るようにします。
人間の体はバランスよく交差しています。
左目でみると右脳に情報がいきます。右脳は記憶の脳です。左目で左目を見ることにより、私の右脳に学生の名前が刻まれ、学生の右脳にも私が刻まれます。

意識の刷り込み です。

「え~~~またー-----」

な~んて声も聞こえてきそうですが、脳科学の分野でも言われていることです。

小さいころ、お母さんから
「お話するときは、相手の顔をちゃんと見て話しましょうね。」と言われた方も少なくないのではないでしょうか?
これはマナーもあるかもしれませんが、もしかしたら

お話を聞く = 情報
相手の顔を見て = 情報の刷り込み

だったのかもしれませんよ~

いろいろ試す選択肢として、「左目で左目を見て情報を刷り込む」
ことをしてみるのもいいかもしれません😊

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