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旧原美術館解体工事のニュースから想うこと

こんばんは😊
Etoile Pilates インストラクターの寺田マリです。

毎日note404日目の日記note🌟

今日は午前中と午後にオンラインでレッスン受講で自身の学びの時間。夜はEtoile Pilates町田スタジオクラスで学びのアウトプット。

レッスンが終わって電車に乗って、メールチェックをしていたらあまりにも衝撃的なタイトルが目に飛び込んできた。


「品川の旧原美術館、解体工事へ」


また、ひとつサヨナラしなければいけないことが来たのかと、悲しい気持ちが込み上げる。

旧原美術館、最後の展示を見に行った時、いつかは姿がなくなってしまうだろうと覚悟はしていたけれど。

だから、なめらかなカーブを描く手すりや、ヘリンボーンの床…建物を構成するひとつ一つが愛おしく、これまで残ってくれてありがとうと、感謝の気持ちでそこでの時間を過ごさせてもらった。

あの日に聞いた自動演奏のピアノが奏でる”月の光”と、窓の外に広がる穏やかな景色は今もずっと心に残っている。

そこに関わった人々の思い出はずっと残るとはいえ、やはりこれまで大切に守られてきた素晴らしい建築がなくなってしまうのは悲しいこと。


古い建物を守り続けることが、とてつもなく大変はことは以前noteでも触れた世田谷にある「旧尾崎邸」の存在で初めて知ったこと。

ハフポストの記事は昨年7月20日のもの。

この頃は解体が決まり、塀には解体工事のお知らせがかけられていた。その後、保存に向けてクラウドファンディングも立ち上がり、現在は解体は免れたものの、移築・保存に関しては前途多難。

ちなみにクラウドファンディングに関してのリンクはこちら。私も微力ながら協力させてもらった。

誰が管理する?仮にいま管理できる人がいるとして、その後の未来は?

解体、移築にかかる莫大な費用はどうする?管理するにも固定費かかるけど、それだって普通のお家とは比べものにならないほど。さあ、どうする?

私の足りない頭で考えて、思いつくだけでもこのくらい。

でも、実際にはもっともっと、たくさんのクリアしていかなければならない課題がある。

ただ、もったいない、残したい…その気持ちだけではどうにもならない、ということもある。

それをどうにかすべく、奔走している人たちがいることも事実。

私は私なりに、”残したい”という気持ちを”かたち”にして、協力していきたいなと。

それで今日はこんな記事を書いている。

お金もたくさん持ってないし、大きなムーブメントの中で、私は無力かもしれないけれど、こうしてnoteを書いて、少しでも情報を目にする人が増えてくれたら、って思う。

まずは、知って欲しいから。

旧原美術館のことも、洋館のことも。

そして、知ってくれて、何か動き出そう、協力してみようと思ってくれる人がいたら、もっと嬉しいな。


こいつ面白そうなヤツだぜ!と思っていただけたらぜひサポートをお願いします☻今後の活動に活かさせて頂きます☻☻