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「手戻りがなくなるデザイン制作」 - ハイブリッドワークでのデザインプロセス革新

こんにちは、次世代のバーチャルオフィスを開発しているTeracy(テラシー)です。

今回は、株式会社KKI(以下、KKI社)のインハウスデザインチームがTeracyを導入し、ハイブリッドワークの中でどのように日々の業務を行っているのかをインタビューしました。


インタビューの様子 - 岩田さん(左上)・Teracy Design-Lead 松岡(中央上)・CPO浅野(左下)

岩田智洸(いわた ちひろ)さん
インハウスデザインチームのチーフデザイナー。Webデザインを担当し、採用サイトやコーポレートサイトの制作に携わる。デザイン業務だけでなく、チーム内のコミュニケーション改善にも積極的に取り組んでいる。

浅野智春(あさの ちはる)Teracy株式会社 CPO
株式会社irodasに新卒入社。主に新規事業開発を担当。その後、HR SaaSのPdMを経験。株式会社Candyでは、CEOとしてwittiesを立ち上げる。Teracyでは、CPOとしてプロダクト戦略を推進している。

松岡優季(まつおか ゆき)Teracy株式会社デザインリード
2020年Yahooに新卒入社し、ユーザー調査からデザイン、コーディングなど経験。その後、Teracyの1人目デザイナーとして、Teracyのクリエイティブ全般を担当している。

3拠点 × ハイブリッドワーク

岩田さんがチームの特徴について説明してくれました。

「私たちのチームは20人規模のデザインチームが東京、名古屋、沖縄の3拠点に分散し、リモートワークと各オフィスへの出社を併用するハイブリッドワークを採用しています。」

東京・名古屋・沖縄の3拠点+リモートメンバーでのコミュニケーション

この多様な環境下では、以下のような課題が浮き彫りになっていました。

「話すハードルが高い」 - 3つの課題

1. 拠点間とリモートメンバーとの「話すタイミング」が難しい
2. デザインプロセスでの「相談」「フィードバック」が難しい
3. 既存バーチャルオフィスでは「定着」が難しい

と岩田さんは当時を振り返ります。
またその中で、複数のバーチャルオフィスツールも試されてきました。

既存バーチャルオフィスは定着しなかった

コロナ禍以降、様々なツールを試してきた岩田さんチーム。
しかし、以下のような課題から定着に至りませんでした。

  1. Gather:ブラウザで使っていると重くなって使いづらい

  2. MetaLife:音質の問題で複数人での会話が難しい

  3. Slack+Meet:カジュアルな声掛けがしづらい

「結局、複数人だとGoogle Meetを使うことになり、MetaLifeの利用頻度が下がっていきました」

岩田さんは、Teracyデザイナーのnoteをみて、デザイナーとして関心を持つことからTeracyを利用開始。

そこから、Teracyがチームのコミュニケーションを変え始めました。

Teracyは「すんなり定着」し、既存バーチャルオフィスの課題を解決

Teracyを導入したことで、Metalifeで悩んでいた「音質」もクリアになり、チームの皆も喜んでいます。Gatherのように「重くならない」のもいいですね。

と岩田さんは語ります。

リモート×オフィス×多拠点のハイブリッドワークでも「いつでも話せる場」を構築

「手戻りをなくす」ことの重要性

デザイン制作プロセスにおいて、フィードバックや相談がクイックにできないと「手戻り」 の量が増えます。

手戻りが発生すると、制作完了までの期間が長引いたり、デザイナー心理的な負担も大きくなります。

※ 手戻り: 制作途中で発生する、つくり直しや、修正の反復

Teracy活用で「手戻りをなくす」 デザインプロセス革新

1. ライブステータス:今使っているアプリの自動表示

Figmaを開いているとデザイン中というステータスが表示されるのが、話しかけるタイミングがわかりやすくていいですね。

例:Figmaを使っていると、自動で表示される

2. 手を振る機能:話したい相手に今話せるかを確認する機能

岩田さんの部下の方がおっしゃるには、

Slackのテキストで話せるか確認を取るよりも、Teracyの「手を振る機能(Wave機能)」の方が気軽に送れます。

3. 拠点をまたいだシームレスなコミュニケーション

Teracyは「PCにインストールしておくだけ」で、「ひらけばいつでも話せる」ので(名古屋のオフィスに)出社していても、東京の人、リモートの人とTeracyで会話できるのが便利です。

これらのTeracy機能をベースに、気軽な相談やフィードバックを行うことで「手戻りがなくなるデザイン制作」を実現しているようです。これらは新しいデザインプロセス革新として、多くのデザインチームの参考になるかもしれません。


ハイブリッド×デザインチームでもシームレスに

岩田さんの「出社していても、東京の人やリモートの人と話せる」という言葉は、ハイブリッドワーク環境下でのデザインチームの新たなコラボレーションの形を示しています。

Teracyがなくなったら?という質問には

Teracyがなくなると、気軽に相談したり意見交換したりするのが難しくなると思います。その結果、情報の共有がスムーズにいかなくなって、作業の効率や質も下がるでしょう。またチームの一体感も薄れて、連携が取りにくくなると感じます。

と、岩田さんは振り返ってくれました。

この事例は、「ハイブリッドワーク」「デザインチーム」において、Teracyが必須ツールになる可能性を示してくれました。


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インタビューを終えて

拠点や勤務形態の壁を越えて、自然なコミュニケーションを可能にするTeracyは、単なるツールではなく、新しい働き方を実現するプラットフォームとなりつつあります。

デザイナーの創造性を最大限に引き出し、チームの一体感を醸成する。Teracyが目指す未来の働き方が、ここにあります。

インタビュー協力:岩田さん 株式会社KKI
written by:谷川直弥 Teracy株式会社


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