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自己発信力を高める英文法。第25回「動名詞①」(前半)

「みんなの英語道場8」から毎回5問出題します。各英文をSTEP1からSTEP3へと少しずつ難易度を上げながら学習します。最終的にはその英文を書ける・言えるようになるよう、よく理解し・音声を何度も聞き・繰り返し声に出しましょう。



動名詞①(前半A121~A125)

STEP1では、ごく基本的なことを確認します。まずは自分なりに問題の答えを考えてください。答え合わせはリスニングによって行います。音声の下の解答・解説などはその後で見てください。

A121 ファーストフードを食べ過ぎるのは体に良くありません。
Eat too much fast food is unhealthy. (1語・語形修正)





<解答>
ファーストフードを食べ過ぎるのは体に良くありません。
( Eating ) too much fast food is unhealthy.

<解説>
~ing の形は2種類に分類されます。進行形で用いたり形容詞の働きをするものを現在分詞、名詞の働きをするものを動名詞といいます。eating too much fast food は動名詞句で、「ファーストフードを食べ過ぎること」という意味です。ここでは主語として用いられています。

<語句>
too much「あまりにも多くの」

<補足>
現在分詞は分詞構文で副詞の働きをします。



A122 私のいちばん好きな気晴らしは家で映画を見ることです。
My favorite pastime is watch movies at home. (1語・語形修正)





<解答>
私のいちばん好きな気晴らしは家で映画を見ることです。
My favorite pastime is ( watching ) movies at home.

<解説>
watching movies at home は動名詞句で、「家で映画を見ること」という意味です。ここでは補語として用いられています。watching の代わりに未来志向の to不定詞 を用いるのは不自然です。

<区別>
次の文では未来指向の to不定詞 を用います。
My dream is to go to Paris one day. (A101)
「私の夢はいつかパリに行くことです」

<語句>
favorite「お気に入りの、一番好きな」
pastime「気晴らし、娯楽」



A123 私は彼女を気の毒に思わずにはいられません。
I can't help feel sorry for her. (1語・語形修正)





<解答>
私は彼女を気の毒に思わずにはいられません。
I can't help ( feeling ) sorry for her.

<解説>
cannot help ~ing は「~せずにはいられない」という意味を表します。この help は「~を避ける」という意味で、名詞や代名詞、動名詞を目的語にとります。これと同じ意味を<cannot help but 動詞の原形>で表すこともできます。

<語句>
feel sorry for ~「~を気の毒に思う」

<参考>
I couldn't help it.
「仕方がなかったんです」(動名詞ではなく代名詞を用いた例)



A124 「私たちの写真を撮っていただけませんか。」 「いいですよ。」
Would you mind take a picture of us?    Not at all. (1語・語形修正)





<解答>
「私たちの写真を撮っていただけませんか。」 「いいですよ。」
Would you mind ( taking ) a picture of us?    Not at all.

<解説>
Would you mind ~ing? は「~していただけませんか」という意味を表します。この mind は「~を嫌だと思う」という意味で、名詞や代名詞、動名詞を目的語にとります。この文は「~するのが嫌ですか」という尋ね方なので、承諾の応答は Not at all.「少しも嫌ではない」とか Of course not.「もちろん、嫌ではない」などの否定的な言い方になります。

<語句>
take a picture「写真を撮る」



A125 私はバイオリンを弾くのがあまり得意ではありません。
I'm not very good at play the violin. (1語・語形修正)





<解答>
私はバイオリンを弾くのがあまり得意ではありません。
I'm not very good at ( playing ) the violin.

<解説>
be good at ~ing は「~するのが得意である」という意味を表します。前置詞 (at) の後に続く語(句)を前置詞の目的語といいますが、これは名詞や代名詞、動名詞でなければなりません。

<語句>
not very ~「あまり~でない」
play the violin「バイオリンを弾く」(職業として弾く場合は the を省くことがある)



STEP2の英文は上の5問と同じですが、ほんの少し難しくします。STEP1でもSTEP2でも、英文をよく理解して、聞き取りと声出しを十分に行うことが大切です。

A121 ファーストフードを食べ過ぎるのは体に良くありません。
(          ) (          ) much fast food is unhealthy. (空所補充)





<解答>
ファーストフードを食べ過ぎるのは体に良くありません。
( Eating ) ( too ) much fast food is unhealthy.

<解説>
~ing の形は2種類に分類されます。進行形で用いたり形容詞の働きをするものを現在分詞、名詞の働きをするものを動名詞といいます。eating too much fast food は動名詞句で、「ファーストフードを食べ過ぎること」という意味です。ここでは主語として用いられています。

<語句>
too much「あまりにも多くの」

<補足>
現在分詞は分詞構文で副詞の働きをします。



A122 私のいちばん好きな気晴らしは家で映画を見ることです。
My favorite pastime is (          ) (          ) at home. (空所補充)





<解答>
私のいちばん好きな気晴らしは家で映画を見ることです。
My favorite pastime is ( watching ) ( movies ) at home.

<解説>
watching movies at home は動名詞句で、「家で映画を見ること」という意味です。ここでは補語として用いられています。watching の代わりに未来志向の to不定詞 を用いるのは不自然です。

<区別>
次の文では未来指向の to不定詞 を用います。
My dream is to go to Paris one day. (A101)
「私の夢はいつかパリに行くことです」

<語句>
favorite「お気に入りの、一番好きな」
pastime「気晴らし、娯楽」



A123 私は彼女を気の毒に思わずにはいられません。
I can't (          ) (f         ) sorry for her. (空所補充)





<解答>
私は彼女を気の毒に思わずにはいられません。
I can't ( help ) ( feeling ) sorry for her.

<解説>
cannot help ~ing は「~せずにはいられない」という意味を表します。この help は「~を避ける」という意味で、名詞や代名詞、動名詞を目的語にとります。これと同じ意味を<cannot help but 動詞の原形>で表すこともできます。

<語句>
feel sorry for ~「~を気の毒に思う」

<参考>
I couldn't help it.
「仕方がなかったんです」(動名詞ではなく代名詞を用いた例)



A124 「私たちの写真を撮っていただけませんか。」 「いいですよ。」
Would you (          ) (          ) a picture of us?    Not at all. (空所補充)





<解答>
「私たちの写真を撮っていただけませんか。」 「いいですよ。」
Would you ( mind ) ( taking ) a picture of us?    Not at all.

<解説>
Would you mind ~ing? は「~していただけませんか」という意味を表します。この mind は「~を嫌だと思う」という意味で、名詞や代名詞、動名詞を目的語にとります。この文は「~するのが嫌ですか」という尋ね方なので、承諾の応答は Not at all.「少しも嫌ではない」とか Of course not.「もちろん、嫌ではない」などの否定的な言い方になります。

<語句>
take a picture「写真を撮る」



A125 私はバイオリンを弾くのがあまり得意ではありません。
I'm not very good (          ) (          ) the violin. (空所補充)





<解答>
私はバイオリンを弾くのがあまり得意ではありません。
I'm not very good ( at ) ( playing ) the violin.

<解説>
be good at ~ing は「~するのが得意である」という意味を表します。前置詞 (at) の後に続く語(句)を前置詞の目的語といいますが、これは名詞や代名詞、動名詞でなければなりません。

<語句>
not very ~「あまり~でない」
play the violin「バイオリンを弾く」(職業として弾く場合は the を省くことがある)



STEP3では、さらに難易度を上げます。日本文を見たら即座に英文を書ける・言えるのが目標です。音声の聞き取りを十分に行い、内容を相手に伝えるつもりで声出しをすると効果的です。

A121 ファーストフードを食べ過ぎるのは体に良くありません。
(          ) (          ) (          ) fast food is unhealthy. (空所補充)





<解答>
ファーストフードを食べ過ぎるのは体に良くありません。
( Eating ) ( too ) ( much ) fast food is unhealthy.

<解説>
~ing の形は2種類に分類されます。進行形で用いたり形容詞の働きをするものを現在分詞、名詞の働きをするものを動名詞といいます。eating too much fast food は動名詞句で、「ファーストフードを食べ過ぎること」という意味です。ここでは主語として用いられています。

<語句>
too much「あまりにも多くの」

<補足>
現在分詞は分詞構文で副詞の働きをします。



A122 私のいちばん好きな気晴らしは家で映画を見ることです。
My favorite pastime (          ) (          ) (          ) at home. (空所補充)





<解答>
私のいちばん好きな気晴らしは家で映画を見ることです。
My favorite pastime ( is ) ( watching ) ( movies ) at home.

<解説>
watching movies at home は動名詞句で、「家で映画を見ること」という意味です。ここでは補語として用いられています。watching の代わりに未来志向の to不定詞 を用いるのは不自然です。

<区別>
次の文では未来指向の to不定詞 を用います。
My dream is to go to Paris one day. (A101)
「私の夢はいつかパリに行くことです」

<語句>
favorite「お気に入りの、一番好きな」
pastime「気晴らし、娯楽」



A123 私は彼女を気の毒に思わずにはいられません。
I can't (          ) (f         ) sorry (          ) her. (空所補充)





<解答>
私は彼女を気の毒に思わずにはいられません。
I can't ( help ) ( feeling ) sorry ( for ) her.

<解説>
cannot help ~ing は「~せずにはいられない」という意味を表します。この help は「~を避ける」という意味で、名詞や代名詞、動名詞を目的語にとります。これと同じ意味を<cannot help but 動詞の原形>で表すこともできます。

<語句>
feel sorry for ~「~を気の毒に思う」

<参考>
I couldn't help it.
「仕方がなかったんです」(動名詞ではなく代名詞を用いた例)



A124 「私たちの写真を撮っていただけませんか。」 「いいですよ。」
Would you (          ) (          ) a picture of us?    Not at (          ). (空所補充)





<解答>
「私たちの写真を撮っていただけませんか。」 「いいですよ。」
Would you ( mind ) ( taking ) a picture of us?    Not at ( all ).

<解説>
Would you mind ~ing? は「~していただけませんか」という意味を表します。この mind は「~を嫌だと思う」という意味で、名詞や代名詞、動名詞を目的語にとります。この文は「~するのが嫌ですか」という尋ね方なので、承諾の応答は Not at all.「少しも嫌ではない」とか Of course not.「もちろん、嫌ではない」などの否定的な言い方になります。

<語句>
take a picture「写真を撮る」



A125 私はバイオリンを弾くのがあまり得意ではありません。
I'm not (          ) good (          ) (          ) the violin. (空所補充)





<解答>
私はバイオリンを弾くのがあまり得意ではありません。
I'm not ( very ) good ( at ) ( playing ) the violin.

<解説>
be good at ~ing は「~するのが得意である」という意味を表します。前置詞 (at) の後に続く語(句)を前置詞の目的語といいますが、これは名詞や代名詞、動名詞でなければなりません。

<語句>
not very ~「あまり~でない」
play the violin「バイオリンを弾く」(職業として弾く場合は the を省くことがある)


<空所内の文字について>
空所内に文字が記されている場合は、正解が他にもあり得ることを示します。しかし、ここでは「みんなの英語道場8」の英文を学ぶことを目的とするため、左寄せの文字がある場合はその文字で始まる単語を正解とします。同様に、右寄せの文字がある場合はその文字で終わる単語を正解とします。

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