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自己発信力を高める英文法。第64回「名詞節①」(後半)

「みんなの英語道場8」から毎回5問出題します。各英文をSTEP1からSTEP3へと少しずつ難易度を上げながら学習します。最終的にはその英文を書ける・言えるようになるよう、よく理解し・音声を何度も聞き・繰り返し声に出しましょう。

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名詞節①(後半B136~B140)

STEP1では、ごく基本的なことを確認します。まずは自分なりに問題の答えを考えてください。答え合わせはリスニングによって行います。音声の下の解答・解説などはその後で見てください。

B136 これでうまくいくかどうか、私はよく分かりません。
I'm not sure (         f) this will work or not. (空所補充)





<解答>
これでうまくいくかどうか、私はよく分かりません。
I'm not sure ( if ) this will work or not.

<解説>
if this will work or not は「これがうまくいくかどうか」という意味を表します。これは意味の上では sure の目的語に相当する名詞節です(間接疑問)。疑問文ではないので疑問文の語順にしません。

<語句>
be sure「確信がある」
if … or not「…かどうか」(whether … or not としてもよいが硬い)
work「うまくいく、効果がある」



B137 勝つか負けるかは重要ではありません。
It doesn't matter (         r) you win or lose. (空所補充)





<解答>
勝つか負けるかは重要ではありません。
It doesn't matter ( whether ) you win or lose.

<解説>
whether you win or lose は「勝つか負けるか」という意味を表します。これは文の主語となる名詞節です(間接疑問)。疑問文ではないので疑問文の語順にしません。it は形式主語で whether 以下の内容を指します。

<語句>
matter「重要である」(動詞)
whether A or B「AであるかBであるか」(if A or B としてもよい)



B138 私は行くべきかどうか疑問に思いました。
I questioned (          ) or not I should go. (空所補充)





<解答>
私は行くべきかどうか疑問に思いました。
I questioned ( whether ) or not I should go.

<解説>
whether or not I should go は「私は行くべきかどうか」という意味を表します (=whether I should go or not)。これは questioned 「疑問に思った」の目的語となる名詞節です(間接疑問)。疑問文ではないので疑問文の語順にしません。

<整理>「…かどうか」は①②③で表すことができます。
(正)① whether SV (or not)
(正)② if SV (or not)
(正)③ whether or not SV
(誤)④ if or not SV
<注意>
①②は not の部分に別の動詞を用いることもあります (B137)。②は動詞の目的語(形容詞に続く場合を含む)として用いるのが一般的で (B135, B136, B140)、主語として用いることはできません(it が指す真主語なら可能)。



B139 新しいアイフォンはいつ出るんだろう。
I wonder (          ) the new iPhone is coming out? (空所補充)





<解答>
新しいアイフォンはいつ出るんだろう。
I wonder ( when ) the new iPhone is coming out?

<解説>
when the new iPhone is coming out は「新しいアイフォンがいつ出るか」という意味を表します。これは wonder「(~だろうか)と思う」の目的語となる名詞節です(間接疑問)。疑問文ではないので疑問文の語順にしません。

<語句>
come out「出る、発売される」
問題文の現在進行形 (is coming) は未来の予定を表します。



B140 時々、私は正しい決断をしたのだろうかと思うことがあります。
Sometimes I wonder (         f) I made the right decision. (空所補充)





<解答>
時々、私は正しい決断をしたのだろうかと思うことがあります。
Sometimes I wonder ( if ) I made the right decision.

<解説>
if I made the right decision は「私が正しい決断をしたのかどうか」という意味を表します。これは wonder「(~だろうか)と思う」の目的語となる名詞節です(間接疑問)。疑問文ではないので疑問文の語順にしません。

<語句>
if …「…かどうか」(whether を用いてもよい)
make the right decision「正しい決断をする」



STEP2の英文は上の5問と同じですが、ほんの少し難しくします。STEP1でもSTEP2でも、英文をよく理解して、リスニングと音読を十分に行うことが大切です。

B136 これでうまくいくかどうか、私はよく分かりません。
I'm not sure ( this / if / will / work ) or not. (語順整序)





<解答>
これでうまくいくかどうか、私はよく分かりません。
I'm not sure ( if this will work ) or not.

<解説>
if this will work or not は「これがうまくいくかどうか」という意味を表します。これは意味の上では sure の目的語に相当する名詞節です(間接疑問)。疑問文ではないので疑問文の語順にしません。

<語句>
be sure「確信がある」
if … or not「…かどうか」(whether … or not としてもよいが硬い)
work「うまくいく、効果がある」



B137 勝つか負けるかは重要ではありません。
It doesn't matter ( whether / win / or / you ) lose. (語順整序)





<解答>
勝つか負けるかは重要ではありません。
It doesn't matter ( whether you win or ) lose.

<解説>
whether you win or lose は「勝つか負けるか」という意味を表します。これは文の主語となる名詞節です(間接疑問)。疑問文ではないので疑問文の語順にしません。it は形式主語で whether 以下の内容を指します。

<語句>
matter「重要である」(動詞)
whether A or B「AであるかBであるか」(if A or B としてもよい)



B138 私は行くべきかどうか疑問に思いました。
I questioned ( or not / should / I / whether ) go. (語順整序)





<解答>
私は行くべきかどうか疑問に思いました。
I questioned ( whether or not I should ) go.

<解説>
whether or not I should go は「私は行くべきかどうか」という意味を表します (=whether I should go or not)。これは questioned 「疑問に思った」の目的語となる名詞節です(間接疑問)。疑問文ではないので疑問文の語順にしません。

<整理>「…かどうか」は①②③で表すことができます。
(正)① whether SV (or not)
(正)② if SV (or not)
(正)③ whether or not SV
(誤)④ if or not SV
<注意>
①②は not の部分に別の動詞を用いることもあります (B137)。②は動詞の目的語(形容詞に続く場合を含む)として用いるのが一般的で (B135, B136, B140)、主語として用いることはできません(it が指す真主語なら可能)。



B139 新しいアイフォンはいつ出るんだろう。
I (          ) (          ) the new iPhone is coming out? (空所補充)





<解答>
新しいアイフォンはいつ出るんだろう。
I ( wonder ) ( when ) the new iPhone is coming out?

<解説>
when the new iPhone is coming out は「新しいアイフォンがいつ出るか」という意味を表します。これは wonder「(~だろうか)と思う」の目的語となる名詞節です(間接疑問)。疑問文ではないので疑問文の語順にしません。

<語句>
come out「出る、発売される」
問題文の現在進行形 (is coming) は未来の予定を表します。



B140 時々、私は正しい決断をしたのだろうかと思うことがあります。
Sometimes I (          ) (         f) I made the right decision. (空所補充)





<解答>
時々、私は正しい決断をしたのだろうかと思うことがあります。
Sometimes I ( wonder ) ( if ) I made the right decision.

<解説>
if I made the right decision は「私が正しい決断をしたのかどうか」という意味を表します。これは wonder「(~だろうか)と思う」の目的語となる名詞節です(間接疑問)。疑問文ではないので疑問文の語順にしません。

<語句>
if …「…かどうか」(whether を用いてもよい)
make the right decision「正しい決断をする」



STEP3では、さらに難易度を上げます。日本文を見たら即座に英文を書ける・言えるのが目標です。リスニングを十分に行い、内容を相手に伝えるつもりで音読をすると効果的です。

B136 これでうまくいくかどうか、私はよく分かりません。
I'm not ( this / sure / if / will / work ) or not. (語順整序)





<解答>
これでうまくいくかどうか、私はよく分かりません。
I'm not ( sure if this will work ) or not.

<解説>
if this will work or not は「これがうまくいくかどうか」という意味を表します。これは意味の上では sure の目的語に相当する名詞節です(間接疑問)。疑問文ではないので疑問文の語順にしません。

<語句>
be sure「確信がある」
if … or not「…かどうか」(whether … or not としてもよいが硬い)
work「うまくいく、効果がある」



B137 勝つか負けるかは重要ではありません。
It doesn't ( whether / win / matter / or / you ) lose. (語順整序)





<解答>
勝つか負けるかは重要ではありません。
It doesn't ( matter whether you win or ) lose.

<解説>
whether you win or lose は「勝つか負けるか」という意味を表します。これは文の主語となる名詞節です(間接疑問)。疑問文ではないので疑問文の語順にしません。it は形式主語で whether 以下の内容を指します。

<語句>
matter「重要である」(動詞)
whether A or B「AであるかBであるか」(if A or B としてもよい)



B138 私は行くべきかどうか疑問に思いました。
I ( or not / questioned / should / I / whether ) go. (語順整序)





<解答>
私は行くべきかどうか疑問に思いました。
I ( questioned whether or not I should ) go.

<解説>
whether or not I should go は「私は行くべきかどうか」という意味を表します (=whether I should go or not)。これは questioned 「疑問に思った」の目的語となる名詞節です(間接疑問)。疑問文ではないので疑問文の語順にしません。

<整理>「…かどうか」は①②③で表すことができます。
(正)① whether SV (or not)
(正)② if SV (or not)
(正)③ whether or not SV
(誤)④ if or not SV
<注意>
①②は not の部分に別の動詞を用いることもあります (B137)。②は動詞の目的語(形容詞に続く場合を含む)として用いるのが一般的で (B135, B136, B140)、主語として用いることはできません(it が指す真主語なら可能)。



B139 新しいアイフォンはいつ出るんだろう。
(          ) (          ) (          ) the new iPhone is coming out? (空所補充)





<解答>
新しいアイフォンはいつ出るんだろう。
( I ) ( wonder ) ( when ) the new iPhone is coming out?

<解説>
when the new iPhone is coming out は「新しいアイフォンがいつ出るか」という意味を表します。これは wonder「(~だろうか)と思う」の目的語となる名詞節です(間接疑問)。疑問文ではないので疑問文の語順にしません。

<語句>
come out「出る、発売される」
問題文の現在進行形 (is coming) は未来の予定を表します。



B140 時々、私は正しい決断をしたのだろうかと思うことがあります。
Sometimes (          ) (          ) (         f) I made the right decision. (空所補充)





<解答>
時々、私は正しい決断をしたのだろうかと思うことがあります。
Sometimes ( I ) ( wonder ) ( if ) I made the right decision.

<解説>
if I made the right decision は「私が正しい決断をしたのかどうか」という意味を表します。これは wonder「(~だろうか)と思う」の目的語となる名詞節です(間接疑問)。疑問文ではないので疑問文の語順にしません。

<語句>
if …「…かどうか」(whether を用いてもよい)
make the right decision「正しい決断をする」


<空所内の文字について>
空所内に文字が記されている場合は、正解が他にもあり得ることを示します。しかし、ここでは「みんなの英語道場8」の英文を学ぶことを目的とするため、左寄せの文字がある場合はその文字で始まる単語を正解とします。同様に、右寄せの文字がある場合はその文字で終わる単語を正解とします。

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