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自己発信力を高める英文法。第36回「関係詞①」(後半)
「みんなの英語道場8」から毎回5問出題します。各英文をSTEP1からSTEP3へと少しずつ難易度を上げながら学習します。最終的にはその英文を書ける・言えるようになるよう、よく理解し・音声を何度も聞き・繰り返し声に出しましょう。
関係詞①(後半A176~A180)
STEP1では、ごく基本的なことを確認します。まずは自分なりに問題の答えを考えてください。答え合わせはリスニングによって行います。音声の下の解答・解説などはその後で見てください。
A176 私が昨日見た映画はとても楽しかった。
The movie was a lot of fun. (I saw yesterday 挿入)
<解答>
私が昨日見た映画はとても楽しかった。
The movie ( I saw yesterday ) was a lot of fun.
<解説>
① the movie / that / I saw yesterday
②「映画 / それをね / 私は昨日見た」
③「私が昨日見た映画」(日本語訳)
①②③から関係代名詞の that「それをね」は先行詞 (the movie) がどんな映画であるかを説明する(特定の映画に限定する)働きがあると言えます。このとき that「それをね」は「私は昨日見た」の目的語に相当します(目的格の関係代名詞)。目的格の関係代名詞は省略するのが一般的です。
<補足>
that の代わりに which を用いることも可能ですが、口語では that のほうが好まれます。which を用いると「どれのこと?・それをね」という感じになります。
<語句>
a lot of fun「とても楽しいこと」
A177 それは息子が誘拐される男の物語です。
It is about a man ( ) son is kidnapped. (空所補充)
<解答>
それは息子が誘拐される男の物語です。
It is about a man ( whose ) son is kidnapped.
<解説>
① a man / whose / son is kidnapped
②「男 / 誰のこと?・その人のね / 息子が誘拐される」
③「息子が誘拐される男」(日本語訳)
①②③から関係代名詞の whose「誰のこと?」は先行詞 (a man) が誰のことかを説明する(誰かに限定する)働きがあると言えます。このとき whose「その人のね」は「息子」と結びついており、その所有者(所属先)に相当するので所有格です。
<語句>
kidnap ~「~を誘拐する」
A178 彼女は人生が劇的に変わる女性を演じています。
She plays a woman ( ) life changes dramatically. (空所補充)
<解答>
彼女は人生が劇的に変わる女性を演じています。
She plays a woman ( whose ) life changes dramatically.
<解説>
① a woman / whose / life changes dramatically
②「女性 / 誰のこと?・その人のね / 人生が劇的に変わる」
③「人生が劇的に変わる女性」(日本語訳)
①②③から関係代名詞の whose「誰のこと?」は先行詞 (a woman) が誰のことかを説明する(誰かに限定する)働きがあると言えます。このとき whose「その人のね」は「人生」と結びついており、その所有者(所属先)に相当するので所有格です。
<語句>
dramatically「劇的に」
A179 親友とは信頼できる人のことです。
A good friend is someone. (you can trust 挿入)
<解答>
親友とは信頼できる人のことです。
A good friend is someone ( you can trust ).
<解説>
① someone / who / you can trust
②「ある人 / 誰のこと?・その人をね / あなたは信頼できる」
③「あなたが信頼できる人」(日本語訳)
①②③から関係代名詞の who「誰のこと?」は先行詞 (someone) が誰のことかを説明する(誰かに限定する)働きがあると言えます。このとき who「その人をね」は「あなたは信頼できる」の目的語に相当します(目的格の関係代名詞)。目的格の関係代名詞は省略するのが一般的です。
<語句>
someone「ある人」
trust ~「~を信頼する」
A180 これは私が初めて所有したギターです。
This is the first guitar. (I have ever owned 挿入)
<解答>
これは私が初めて所有したギターです。
This is the first guitar ( I have ever owned ).
<解説>
① the first guitar / that / I have ever owned
②「最初のギター / それをね / 私は今までに所有した」
③「私が今までに所有した最初のギター」(日本語訳)
①②③から関係代名詞の that「それをね」は先行詞 (the first guitar) がどんな最初のギターであるかを説明する(特定の最初のギターに限定する)働きがあると言えます。このとき that「それをね」は「私は今までに所有した」の目的語に相当します(目的格の関係代名詞)。目的格の関係代名詞は省略するのが一般的です。
<補足>
先行詞が物であり the first、the only、最上級などを伴うときは which よりも that のほうが好まれます。ただし先行詞が人の場合は who を用いるのが普通です。どちらにしても、所有格であれば省略するのが一般的です。
<語句>
own ~「~を所有する」
STEP2の英文は上の5問と同じですが、ほんの少し難しくします。STEP1でもSTEP2でも、英文をよく理解して、聞き取りと声出しを十分に行うことが大切です。
A176 私が昨日見た映画はとても楽しかった。
The movie ( ) ( w) yesterday was a lot of fun. (空所補充)
<解答>
私が昨日見た映画はとても楽しかった。
The movie ( I ) ( saw ) yesterday was a lot of fun.
<解説>
① the movie / that / I saw yesterday
②「映画 / それをね / 私は昨日見た」
③「私が昨日見た映画」(日本語訳)
①②③から関係代名詞の that「それをね」は先行詞 (the movie) がどんな映画であるかを説明する(特定の映画に限定する)働きがあると言えます。このとき that「それをね」は「私は昨日見た」の目的語に相当します(目的格の関係代名詞)。目的格の関係代名詞は省略するのが一般的です。
<補足>
that の代わりに which を用いることも可能ですが、口語では that のほうが好まれます。which を用いると「どれのこと?・それをね」という感じになります。
<語句>
a lot of fun「とても楽しいこと」
A177 それは息子が誘拐される男の物語です。
It is about a man ( ) ( ) is kidnapped. (空所補充)
<解答>
それは息子が誘拐される男の物語です。
It is about a man ( whose ) ( son ) is kidnapped.
<解説>
① a man / whose / son is kidnapped
②「男 / 誰のこと?・その人のね / 息子が誘拐される」
③「息子が誘拐される男」(日本語訳)
①②③から関係代名詞の whose「誰のこと?」は先行詞 (a man) が誰のことかを説明する(誰かに限定する)働きがあると言えます。このとき whose「その人のね」は「息子」と結びついており、その所有者(所属先)に相当するので所有格です。
<語句>
kidnap ~「~を誘拐する」
A178 彼女は人生が劇的に変わる女性を演じています。
She plays a woman ( ) ( ) changes dramatically. (空所補充)
<解答>
彼女は人生が劇的に変わる女性を演じています。
She plays a woman ( whose ) ( life ) changes dramatically.
<解説>
① a woman / whose / life changes dramatically
②「女性 / 誰のこと?・その人のね / 人生が劇的に変わる」
③「人生が劇的に変わる女性」(日本語訳)
①②③から関係代名詞の whose「誰のこと?」は先行詞 (a woman) が誰のことかを説明する(誰かに限定する)働きがあると言えます。このとき whose「その人のね」は「人生」と結びついており、その所有者(所属先)に相当するので所有格です。
<語句>
dramatically「劇的に」
A179 親友とは信頼できる人のことです。
A good friend is ( ) ( ) can trust. (空所補充)
<解答>
親友とは信頼できる人のことです。
A good friend is ( someone ) ( you ) can trust.
<解説>
① someone / who / you can trust
②「ある人 / 誰のこと?・その人をね / あなたは信頼できる」
③「あなたが信頼できる人」(日本語訳)
①②③から関係代名詞の who「誰のこと?」は先行詞 (someone) が誰のことかを説明する(誰かに限定する)働きがあると言えます。このとき who「その人をね」は「あなたは信頼できる」の目的語に相当します(目的格の関係代名詞)。目的格の関係代名詞は省略するのが一般的です。
<語句>
someone「ある人」
trust ~「~を信頼する」
A180 これは私が初めて所有したギターです。
This is the first guitar ( ) ( ) ever owned. (空所補充)
<解答>
これは私が初めて所有したギターです。
This is the first guitar ( I ) ( have ) ever owned.
<解説>
① the first guitar / that / I have ever owned
②「最初のギター / それをね / 私は今までに所有した」
③「私が今までに所有した最初のギター」(日本語訳)
①②③から関係代名詞の that「それをね」は先行詞 (the first guitar) がどんな最初のギターであるかを説明する(特定の最初のギターに限定する)働きがあると言えます。このとき that「それをね」は「私は今までに所有した」の目的語に相当します(目的格の関係代名詞)。目的格の関係代名詞は省略するのが一般的です。
<補足>
先行詞が物であり the first、the only、最上級などを伴うときは which よりも that のほうが好まれます。ただし先行詞が人の場合は who を用いるのが普通です。どちらにしても、所有格であれば省略するのが一般的です。
<語句>
own ~「~を所有する」
STEP3では、さらに難易度を上げます。日本文を見たら即座に英文を書ける・言えるのが目標です。音声の聞き取りを十分に行い、内容を相手に伝えるつもりで声出しをすると効果的です。
A176 私が昨日見た映画はとても楽しかった。
The movie ( ) ( w) yesterday was a lot of ( ). (空所補充)
<解答>
私が昨日見た映画はとても楽しかった。
The movie ( I ) ( saw ) yesterday was a lot of ( fun ).
<解説>
① the movie / that / I saw yesterday
②「映画 / それをね / 私は昨日見た」
③「私が昨日見た映画」(日本語訳)
①②③から関係代名詞の that「それをね」は先行詞 (the movie) がどんな映画であるかを説明する(特定の映画に限定する)働きがあると言えます。このとき that「それをね」は「私は昨日見た」の目的語に相当します(目的格の関係代名詞)。目的格の関係代名詞は省略するのが一般的です。
<補足>
that の代わりに which を用いることも可能ですが、口語では that のほうが好まれます。which を用いると「どれのこと?・それをね」という感じになります。
<語句>
a lot of fun「とても楽しいこと」
A177 それは息子が誘拐される男の物語です。
It is ( ) a man ( ) ( ) is kidnapped. (空所補充)
<解答>
それは息子が誘拐される男の物語です。
It is ( about ) a man ( whose ) ( son ) is kidnapped.
<解説>
① a man / whose / son is kidnapped
②「男 / 誰のこと?・その人のね / 息子が誘拐される」
③「息子が誘拐される男」(日本語訳)
①②③から関係代名詞の whose「誰のこと?」は先行詞 (a man) が誰のことかを説明する(誰かに限定する)働きがあると言えます。このとき whose「その人のね」は「息子」と結びついており、その所有者(所属先)に相当するので所有格です。
<語句>
kidnap ~「~を誘拐する」
A178 彼女は人生が劇的に変わる女性を演じています。
She (p ) a woman ( ) ( ) changes dramatically. (空所補充)
<解答>
彼女は人生が劇的に変わる女性を演じています。
She ( plays ) a woman ( whose ) ( life ) changes dramatically.
<解説>
① a woman / whose / life changes dramatically
②「女性 / 誰のこと?・その人のね / 人生が劇的に変わる」
③「人生が劇的に変わる女性」(日本語訳)
①②③から関係代名詞の whose「誰のこと?」は先行詞 (a woman) が誰のことかを説明する(誰かに限定する)働きがあると言えます。このとき whose「その人のね」は「人生」と結びついており、その所有者(所属先)に相当するので所有格です。
<語句>
dramatically「劇的に」
A179 親友とは信頼できる人のことです。
A good friend ( ) ( ) ( ) can trust. (空所補充)
<解答>
親友とは信頼できる人のことです。
A good friend ( is ) ( someone) ( you ) can trust.
<解説>
① someone / who / you can trust
②「ある人 / 誰のこと?・その人をね / あなたは信頼できる」
③「あなたが信頼できる人」(日本語訳)
①②③から関係代名詞の who「誰のこと?」は先行詞 (someone) が誰のことかを説明する(誰かに限定する)働きがあると言えます。このとき who「その人をね」は「あなたは信頼できる」の目的語に相当します(目的格の関係代名詞)。目的格の関係代名詞は省略するのが一般的です。
<語句>
someone「ある人」
trust ~「~を信頼する」
A180 これは私が初めて所有したギターです。
This is the first ( ) ( ) ( ) ever owned. (空所補充)
<解答>
これは私が初めて所有したギターです。
This is the first ( guitar ) ( I ) ( have ) ever owned.
<解説>
① the first guitar / that / I have ever owned
②「最初のギター / それをね / 私は今までに所有した」
③「私が今までに所有した最初のギター」(日本語訳)
①②③から関係代名詞の that「それをね」は先行詞 (the first guitar) がどんな最初のギターであるかを説明する(特定の最初のギターに限定する)働きがあると言えます。このとき that「それをね」は「私は今までに所有した」の目的語に相当します(目的格の関係代名詞)。目的格の関係代名詞は省略するのが一般的です。
<補足>
先行詞が物であり the first、the only、最上級などを伴うときは which よりも that のほうが好まれます。ただし先行詞が人の場合は who を用いるのが普通です。どちらにしても、所有格であれば省略するのが一般的です。
<語句>
own ~「~を所有する」
<空所内の文字について>
空所内に文字が記されている場合は、正解が他にもあり得ることを示します。しかし、ここでは「みんなの英語道場8」の英文を学ぶことを目的とするため、左寄せの文字がある場合はその文字で始まる単語を正解とします。同様に、右寄せの文字がある場合はその文字で終わる単語を正解とします。
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