第八章六 甲縦 走殺 人事 件
割引あり
第八章 全ての時間が繋がり謎が解ける
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【午後21時0分】
里保は病室で消灯の時間となり、この24時間で起きたことに、肉体的にも精神的にも疲労困憊で眠りについていた。
【午後21時13分】
里保が寝静まっていた時、真っ暗な個室病室の閉まっていた扉が、静かにカチャッと音が鳴り、扉が廊下側にゆっくり少しの隙間だけ空けて開いた。すぐに扉は閉まり、再び微かなカチャって音で再び真っ暗になった。
里保はまだぐっすり、頭を枕の上に顔を窓側に向けて寝ていた。
そこへ、そっと首筋の横に1本の針が近づいてきた。あと、数センチと言うところで、針の先が里保の首筋の手前で止まった。
「何やってるんすか?」
谷山が怖い声で言って、注射器を持つ腕をつかんだ。
そこにいた、注射針を持っていた影はビックリして怯んだ。
「やっぱり来ましたね」
もう一人、里保の真っ暗な病室で待っていたルーカスの声が、静かな病室で響いた。
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